第113回 午前 問8
必修問題
壮年期の男性で減少するの
壮年期の男性で減少するのはどれか。
- 1エストロゲン
- 2プロラクチン
- 3アルドステロン
- 4テストステロン
答えと解説を見る
✓ これが正解4テストステロン
解説
壮年期の男性で減少するのはテストステロンです。
壮年期は、身体の機能が少しずつ下がり始める時期で、その代表が性ホルモンの分泌の変化です。男性では精巣から分泌される男性ホルモンのテストステロンが、加齢とともに徐々に減っていきます。女性の閉経のような急な変化ではなく、ゆるやかに下がるのが特徴で、筋肉量や意欲、性機能の低下につながり、男性の更年期障害の背景になります。
ほかの3つのうち、エストロゲンは主に卵巣から出る女性ホルモンで、女性の更年期に大きく減ります。プロラクチンは下垂体前葉から出て乳汁の分泌を促すホルモン、アルドステロンは副腎皮質から出て体内にナトリウムを保つホルモンです。どれも壮年期の男性に特徴的な減少として扱うものではありません。
覚え方: 年齢とともに減る性ホルモンは、女性はエストロゲン、男性はテストステロン、と男女で対にして覚えます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1エストロゲン:卵巣の働きが落ちる女性の更年期に大きく減るホルモンです。設問は壮年期の男性に起こる変化を問うているので、男性で減る代表的な性ホルモンとしては当てはまりません。
- 2プロラクチン:乳腺に働いて乳汁をつくらせるホルモンで、分娩の後の授乳期に多く分泌されます。男性の壮年期に減ることで特徴づけられるホルモンではありません。
- 3アルドステロン:腎臓でナトリウムと水を体に取り戻す働きを促し、血圧や体液の量を保つホルモンです。性ホルモンではなく、壮年期の男性の変化の代表として問われるものではありません。
出典:第113回 看護師国家試験 午前(厚生労働省)問8(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)