第111回 午後 問8
必修問題
基礎代謝量が最も多いの
次の時期のうち基礎代謝量が最も多いのはどれか。
- 1青年期
- 2壮年期
- 3向老期
- 4老年期
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✓ これが正解1青年期
解説
基礎代謝量の総量は体格が大きく筋肉の多い青年期で最も多くなります。
基礎代謝量は、心身ともに安静な状態で、生命を維持するためだけに消費されるエネルギーの量です。その大きさは主に体の大きさと、エネルギーを多く使う筋肉などの組織の量で決まります。
体重1kgあたりで比べると、成長の盛んな幼い子どもほど値が高くなります。しかし設問が問うのは基礎代謝量そのもの、つまり1日あたりの総量です。総量で見ると、成長を終えて体格が大きくなり、筋肉の量も多い青年期に最も多くなります。その後は、年齢とともに筋肉の量が少しずつ減るため、壮年期、向老期、老年期と進むにつれて基礎代謝量も減っていきます。
見分け方は、体重あたりの値と総量を区別することです。体重あたりなら幼児期が高く、総量なら体が出来上がった青年期が最も多い、と押さえておけば、問い方が変わっても迷いません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 2壮年期:壮年期は体格は保たれていますが、筋肉の量が少しずつ減り始める時期です。基礎代謝量の総量は青年期をピークに下がり始めているため、最も多い時期にはあたりません。
- 3向老期:向老期は、加齢による筋肉の減少が目立ってくる時期です。エネルギーを多く使う組織が減ることで基礎代謝量も壮年期より少なくなり、最も多い時期とはいえません。
- 4老年期:老年期は、筋肉の量が大きく減り、活動量も少なくなる時期です。選択肢の時期の中では基礎代謝量の総量が最も少ない側にあり、最も多い時期とは逆の位置にあります。
出典:第111回 看護師国家試験 午後(厚生労働省)問8(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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