過去問解きまくり研究所 ホーム

第36回 問題79

コミュニケーション技術

事例検討の目的に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

答えと解説を見る

✓ これが正解4チームで事例の課題を共有し,解決策を見いだす。

解説

事例検討は、チームで事例の課題を共有し、解決策を見いだすために行います。

事例検討は、ある利用者への支援について、関わる職員や多職種が集まり、その事例をもとに話し合う場です。判断の軸は、事例検討の目的が、利用者へのよりよい支援を見つけることにあるという点です。

事例検討では、利用者の状態や支援の経過、うまくいっていないことなどを共有し、さまざまな立場からの見方を出し合って、課題の原因を探り、これからの支援の方向や具体的な解決策を見いだします。チームで事例の課題を共有し、解決策を見いだすという記述が、この目的に合っています。話し合いを通して、職員一人ひとりの気づきや学びが深まるという効果もあります。

ほかの記述は、事例検討とは別の場面の目的です。家族に介護計画を説明して同意を得るのは、計画を実行する前の説明と同意の場面です。上司に対応の結果を報告して了解を得るのは、報告の場面です。チームの交流が深まることや、日頃の悩みを共有することは、結果として生じることはあっても、事例検討そのものの目的ではありません。

覚え方としては、事例検討は利用者のための話し合いで、課題を共有して解決策を見つける場、と押さえ、説明・報告・交流・悩みの共有を目的とする記述を外すと見分けやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第36回 介護福祉士国家試験(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)問題79。問題文と選択肢は原文のままです。解説は当サイト独自のもので、同センターとは関係ありません。

この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)