ITパスポート 令和2年度 10月 特別措置試験 問67
ネットワーク
ポート番号によって識別されるもの
TCP/IPにおけるポート番号によって識別されるものはどれか。
- ア LANに接続されたコンピュータや通信機器のLANインタフェース
- イ インターネットなどのIPネットワークに接続したコンピュータや通信機器
- ウ コンピュータ上で動作している通信アプリケーション
- エ 無線LANのネットワーク
答えと解説
✓ これが正解ウ コンピュータ上で動作している通信アプリケーション
解説
ポート番号は、機器の中の通信アプリケーションを指します。
TCP/IPでは、届け先を段階に分けて指し示します。どの機器へ届けるのかを受け持つのがIPアドレスで、その機器の中で、どの通信アプリケーションへ渡すのかを指し示すのがポート番号です。一台のコンピュータの上では、ウェブの閲覧やメールの送受信など、いくつもの通信が同時に動いています。届いたデータをどれに渡せばよいのか見分けるために、通信の入口ごとに番号を割り当てているわけです。よく使われる役割にはあらかじめ決まった番号があり、これを見れば何のための通信かの見当がつきます。ポート番号は、通信の相手先そのものではなく、その先で待ち構えている窓口を指していると考えると分かりやすくなります。住所と部屋番号の関係に似ています。よって最も適切なのは、コンピュータ上で動作している通信アプリケーションです。
ほかの選択肢の解説
- ア LANに接続されたコンピュータや通信機器のLANインタフェース:つなぎ口そのものを一つずつ見分ける番号は、機器に焼き付けられた別の番号です。同じ組織の中で近くにある相手へ直に届けるときに使われるもので、機器の中の受け渡し先を選ぶための番号ではありません。見分ける段が一つ手前にずれてしまっています。
- イ インターネットなどのIPネットワークに接続したコンピュータや通信機器:つながっている機器そのものを見分けるのは、宛先を表す住所のほうです。どこへ届けるかまでを決めるもので、届いた先で誰の手に渡すのかまでは、この番号だけでは決まりません。建物までは決まりますが、部屋までは決まりません。
- エ 無線LANのネットワーク:電波でつながる場の名前は、また別の文字列で表されます。どの場につなぐかを選ぶためのもので、つながった後に、機器の中で受け渡し先を選ぶ役目は持っていません。つなぐ場そのものを選ぶための名前にすぎません。
関連用語
- ポート
番号 同じ機器の中で、どの用途の通信かを見分けるための番号。 - TCP/IPHTTPなど用途ごとの約束事の下で、どの用途でも共通の土台になる通信の仕組みです。
- IPアドレスネットワークにつながった機器を見分けるための番号。
- MACアドレスLAN内で機器を1台ずつ見分けるための固有の番号です。
- 無線LAN電波で機器をつなぐLANで、配線がいらない代わりに電波は建物の外へも届きます。
出典:令和2年度 10月 ITパスポート試験(特別措置試験) 問67
解説は当サイト独自のもので、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)とは関係ありません。
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DNSサーバの 役割に 関する 記述 (IPアドレス) - 令和7年度 問60:
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ドメイン 名に 関する 問題 (ポート 番号) - 令和8年度 問59:
WPA2の 機能 (MACアドレス)
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