ITパスポート 令和2年度 10月 特別措置試験 問65
コンピュータ構成要素
AIに関する問題
PCやスマートフォンなどの表示画面の画像処理用のチップとして用いられているほか,AIにおける膨大な計算処理にも利用されているものはどれか。
- ア AR
- イ DVI
- ウ GPU
- エ MPEG
答えと解説
✓ これが正解ウ GPU
解説
GPUは画像処理用の部品で、AIの計算にも広く使われます。
GPUは、画面に絵を映し出すための計算を専門に受け持つ部品です。多くの点の色を同時に決める必要があるため、同じ形の計算をいくつも並べて一度に片づけることが得意な作りになっています。AIの学習では、大量の数を掛けて足す計算をひたすら繰り返しますが、これがちょうど得意な形と合うため、絵を描く用途の外へも広がりました。いまでは、学習にかかる日数を大きく縮める道具として欠かせないものになっています。残る三つは、現実の景色に情報を重ねて見せる技術、映像を送るための接続の規格、動画を圧縮するための方式で、いずれも計算を受け持つ部品の名前ではありません。CPUが一つずつ順に片づけるのに対して、GPUは同じ形の計算を横に並べて一度に進めます。よって最も適切なのはGPUという部品です。
ほかの選択肢の解説
- ア AR:現実に見えている景色へ、文字や絵を重ねて表示する技術の名前です。何かを見せるための考え方を指す言葉であり、機器の中で計算を受け持つ部品を指すものではありません。スマートフォンのカメラ越しに、その場の景色へ案内を重ねる使い方が典型です。
- イ DVI:パソコンと表示装置をつなぐ、映像用の接続の規格の名前です。映し出す絵を運ぶ道にあたるもので、その絵を作り出す側ではありません。膨大な計算を任せる相手にもなりません。いまはより新しい規格に置き換わりつつあります。
- エ MPEG:動画や音を、目や耳で気づきにくいところを削って小さくするための方式の名前です。保存や配信を軽くするための取り決めであり、部品として機器の中に載っているものではありません。動画の配信や保存の場面でよく名前を見かけます。
関連用語
- GPU画像の処理のために作られた専用のプロセッサです。
- AI人工知能のことで、人が行っていた判断をコンピュータに行わせる技術です。
- CPU命令をひとつずつ主記憶から取り出して実行する装置です。
- スマートフォン電話に小型のコンピュータを組み合わせた携帯端末です。
- MPEG映像や音声のデータを圧縮する方式です。
出典:令和2年度 10月 ITパスポート試験(特別措置試験) 問65
解説は当サイト独自のもので、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)とは関係ありません。
関連問題
- 令和7年度 問81:
イメージスキャナに 関する 問題 (GPU) - 令和7年度 問67:
CPUに 関する 問題 (GPU) - 平成30年度 秋期 (特別措置試験) 問86
(MPEG) - 平成30年度 秋期 (特別措置試験) 問33:
ISMSに 関する 問題 (MPEG) - 平成27年度 秋期 (特別措置試験) 問46:
DRMに 関する 問題 (MPEG)
同じ分野の問題
誤りを見つけたら報告する