ITパスポート 平成30年度 春期 特別措置試験 問92
セキュリティ
セキュリティパッチに関する問題
a〜cのうち,PCがウイルスに感染しないようにするための対策として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
- a ソフトウェアに対するセキュリティパッチの適用
- b ハードディスクのストライピング
- c 利用者に対するセキュリティ教育
- ア a
- イ a,b
- ウ a,c
- エ b,c
答えと解説
✓ これが正解ウ a,c
解説
弱点をふさぐことと、人を教えることが対策になります。
三つの記述を、感染を防ぐ働きがあるかどうかで分けます。一つ目は、ソフトウェアの弱点を直すためのセキュリティパッチを当てることです。弱点は入り口になるので、ふさぐことは直接の対策になります。三つ目は、使う人への教育です。怪しい添付を開かない、心当たりのない差出人を疑うといった行いは、人を経由した感染を減らします。二つ目は、記憶装置へ書き込むときに内容を分けて置き、読み書きを速くする技術です。速さのための工夫であって、感染とは関わりがありません。壊れたときに備える働きすら持たない構成です。対策を選ぶ問題では、それぞれが何のためにあるのかを言い直します。目的が防ぐことでなければ、対策にはなりません。防ぐための手立てなのか、速くするための工夫なのか。目的で分ければ、三つはきれいに分かれます。
ほかの選択肢の解説
- ア a:弱点を直す修正を当てることだけを挙げています。これは正しい対策ですが、使う人への教育も同じく感染を防ぐための対策です。適切なものだけを全て挙げるという条件から、数え落としのほうの誤りで外れます。教育も対策に入ります。
- イ a,b:弱点を直す修正と、読み書きを速くする技術の組です。後ろは速さのための工夫であって、感染とは関わりがありません。対策ではないものが混ざっているので、この組は条件を満たしません。混ぜる誤りにあたります。関係のないものが入っています。
- エ b,c:読み書きを速くする技術と、使う人への教育の組です。前が対策ではないうえ、弱点を直す修正という最も基本的な対策が抜けています。混ぜる誤りと数え落としの両方があり、二重に条件から外れます。最も基本の対策が抜けています。
関連用語
- セキュリティパッチ見つかった弱点をふさぐために配られる修正プログラムです。
- マルウェアウイルスやランサムウェアなど、利用者に害を与える目的で作られたソフトの総称です。
- 脆弱性OSやソフトに残っている、攻撃の足掛かりになりうる弱点のこと。
- 情報
セキュリティ 情報について守りたい性質を、機密性・完全性・可用性の三つに分けて考える取り組みです。 - ウイルスほかのプログラムに入り込んで増える、不正なプログラムです。
- ハードディスク磁気で記録する、代表的な記憶装置のことをいいます。
- ストライピングデータを分けて複数の装置へ同時に書き込み、読み書きにかかる時間を短くする方式です。
出典:平成30年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問92
解説は当サイト独自のもので、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)とは関係ありません。
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