法務|平成29年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問10
ISOが定めた環境マネジメントシステムの国際規格はどれか。
- ISO 9000
- ✓ これが正解ISO 14000
- ISO/IEC 20000
- ISO/IEC 27000
解説
環境を守る取組の進め方を定めた ISO の国際規格です。
国際標準化機構は、国をまたいで通じる決まりをつくる団体です。ここが定めた規格のうち、環境を守る取組をどう回すかを決めたものが ISO 14000 です。環境マネジメントシステムと呼ばれ、組織が方針を決め、計画し、実行し、点検し、見直すという流れを定めています。何をどこまで減らすかという中身までは決めず、進め方の枠組みを示すのが特徴です。だから、業種や規模を問わず当てはめられます。審査を受けて認められると、取引先や地域へ示す材料になります。番号が近い規格が並ぶので、番号だけで覚えると取り違えます。何を守るための仕組みかで分けると迷いません。守る相手が誰かを言えるようにしておけば、似た番号でも取り違えません。残る三つは、品質を守る規格、情報システムのサービスを守る規格、情報の安全を守る規格です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ISO 9000 という肢です。作るものやサービスの品質を安定させるための、進め方を定めた規格です。守る相手は買う人であって、環境ではありません。四つの中で最も古くから知られており、番号も近いので混同されやすい規格です。
- ISO/IEC 20000 という肢です。情報システムのサービスを、決めた水準で提供し続けるための規格です。問い合わせへの対応や障害からの復旧といった運用の回し方を定めます。環境への負荷には触れず、守る相手は情報システムを使う人です。
- ISO/IEC 27000 という肢です。情報を守る取組の進め方を定めた規格で、読ませない、書き換えさせない、使えなくさせないという三つを保ちます。守る対象が情報なので、環境とは別の規格です。
この問題に関係する言葉
- ISO 14000
- ISO 9000
- 環境マネジメントシステム
- 標準化
出典:平成29年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問10
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