データベース|平成27年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問86
〔中問A・テクノロジ〕入退室許可表のレコードを一意に決めるための主キーとして,適切なものはどれか。ここで,下線は主キーを表す。
〔中問A の共通の記述(抜粋)〕入退室許可表には,社員の入退室が許可されている区画の情報が登録される。許可された区画は社員ごとに個別に決められており,項目は 社員番号 / 区画番号 / 許可区分 である。
- <u>社員番号</u> / 区画番号 / 許可区分
- ✓ これが正解<u>社員番号</u> / <u>区画番号</u> / 許可区分
- <u>社員番号</u> / 区画番号 / <u>許可区分</u>
- <u>社員番号</u> / <u>区画番号</u> / <u>許可区分</u>
解説
一意に決まる組のうち、いちばん小さいものを採ります。
主キーは、一件に絞れて、しかもこれ以上減らせない組み合わせです。社員の番号だけでは、一人が複数の区画に許可を持てるので絞れません。区画の番号だけでも、一つの区画に複数の社員が許可されるため一件になりません。社員の番号と区画の番号を組にすると、誰のどの区画の許可かが一件に決まります。許可の区分は、その組が決まれば自動的に決まる値です。決まる側をキーに入れると一意ではありますが、余分が付いた形になります。一意かどうかは、重なる例を一つ作れるかで確かめられます。キーを決めるときは、まず一意になる組を作り、そこから一つずつ外して、外した途端に重なるかどうかを見ます。外しても重ならない項目は、余分だったということです。足せば一意になる、という向きだけでは根拠になりません。引けなくなるまで引きます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 社員の番号だけに下線を引いた形です。一人が複数の区画に許可を持てるので、一件には絞れません。一人の社員が持つ許可をまとめて引きたい、と聞かれたら、この項目で足ります。一件に絞る場面では、もう一つ項目が要ります。
- 社員の番号と許可の区分に下線を引いた形です。同じ区分の許可を二つの区画に持つ社員がいれば、二件に当たります。所属している区画かどうかを分けたい、と聞かれたら、この区分が使えます。値の種類が少ないので、絞り込みには向きません。
- 三つすべてに下線を引いた形です。一件には決まりますが、減らせる項目が残っています。表に載っている項目をすべて挙げよ、と聞かれたら、この形になります。キーを聞かれているので、減らせるところまで減らす必要があります。
この問題に関係する言葉
- 主キー
出典:平成27年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問86(改変:原典の図表をテキストに書き起こした)
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