ネットワーク|平成26年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問81
cookieによって得られる利便性の例として,適切なものはどれか。
- あらかじめ読者として登録しておくと,登録したジャンルやし好に合った内容のメールだけが自動的に配信される。
- インターネットの検索エンジンで検索すると,検索結果に加えて,関連した内容の記事や広告も表示される。
- 自分のブログに他人のブログのリンクを張ったとき,相手に対してその旨が自動的に通知される。
- ✓ これが正解利用者が過去にアクセスしたWebサイトに再度アクセスしたときに,その利用者に合わせた設定でWebページが表示される。
解説
同じ場所へもう一度来たときに、前回の続きが出てきます。
訪れた先が、読み手の機械へ小さな覚え書きを預けます。預かるのは読み手の側なので、次に同じところへ行くと、その覚え書きが送り返されます。受け取った側は、前にも来た相手だと気づきます。だから、そのとき選んでいた並びや言葉づかいを、そのまま出し直せます。ここまでの働きは、どれも二度目から先の話になります。一度きりで終わる出来事は、この仕組みが支えているものではありません。cookie の利便性を問われたら、再び訪れる場面が書かれた肢を探します。書かれていなければ、別の仕掛けの説明だと見ます。覚え書きは小さく、置き場も読み手の手元に限られます。大きな中身を預ける入れ物ではありません。名前や住所ではなく、前の続きへ結び直す目印を持たせます。目印だけなので、送り主の側の控えと合わせてはじめて働きます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- あらかじめ好みを届け出ておくと、それに合った便りだけが送られてくる話です。好みを登録した人にだけ知らせを配る仕掛けは何かと問われたなら、こちらが答えです。届け出た中身を持つのは配る側であり、読み手の手元ではありません。
- 探し物の言葉に合わせて、記事や広告が並んで出てくる話になっています。入力した語に応じて関わりの深い知らせを添える仕掛けはどれかと問われたなら、こちらです。決め手はいま打ち込んだ語で、前に立ち寄った覚えではありません。
- 自分の書き物から他人の書き物へ印を張ると、相手に知らせが飛ぶ話です。書き手どうしが張った線を互いに伝え合う仕掛けはどれかと問われたなら、こちらになります。知らせが届くのは相手の書き手であって、読み手の機械ではありません。
この問題に関係する言葉
- cookieWebサイトが利用者の端末に預けておく、小さな情報のことです。やり取りはHTTPヘッダの一部で行われ、暗号化されるとは限りません。
出典:平成26年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問81
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