セキュリティ|平成26年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問80
物理的セキュリティ対策の不備が原因となって発生するインシデントの例として,最も適切なものはどれか。
- DoS攻撃を受け,サーバが停止する。
- PCがコンピュータウイルスに感染し,情報が漏えいする。
- 社員の誤操作によって,PC内のデータが消去される。
- ✓ これが正解第三者がサーバ室へ侵入し,データを盗み出す。
解説
その人がその場に立っていたかどうかで、一つに決まります。
備えは三つに分けられます。錠や入退室の管理のように物と場所を守るもの、仕組みの側で防ぐもの、そして人の行いを整えるものです。部屋まで入り込まれて持ち出されたのなら、錠や出入りの管理が働いていなかったことになります。物理的セキュリティ対策の不備は、こうして場所の側に現れます。三つの分け方は、重ねて使うのが前提です。仕組みで固めても、部屋に入られて機械ごと持ち去られれば意味がありません。逆に錠を厳しくしても、人が符号を教えてしまえば通り抜けられます。だから、どの層が薄いかを見て手を打ちます。場所を守る側には、錠のほか、出入りの記録、見張りの目、来客の付き添いといった手が並びます。事例を読むときは、どこで防げたはずかを一言で言い直します。言い直した先が三つのどれに当たるかで、答えが定まります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 線の向こうから仕掛けられ、応じられなくなった例です。仕組みの側の備えが問われます。線の向こうから浴びせられて応じられなくなる例を挙げよと言われたなら、こちらが答えになります。防ぐのは、道具の側に置かれた手だてになります。
- 悪いものを取り込んで中身が漏れた例です。こちらも仕組みの側の話になります。外から入り込んだものに中身を持ち出される例を挙げよと言われたなら、こちらです。防ぐ手は、やはり道具の側に置かれることになります。持ち込む口も同じ道具で塞ぎます。
- 権限のある人が手元で誤って消してしまった例です。教えることや手順の側が問われます。許された人がうっかり消してしまう例を挙げよと言われたなら、こちらになります。教えることと、手順の作り込みのほうで防ぐことになります。
この問題に関係する言葉
- 物理的セキュリティ対策
出典:平成26年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問80
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