ビジネスインダストリ|平成24年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問21
炊飯器やエアコンなどの家電製品に内蔵される,機器の特定の機能を実現するためのシステムを何というか。
- エキスパートシステム
- エンタープライズシステム
- ✓ これが正解組込みシステム
- シンプレックスシステム
解説
家電の中で、決められた仕事だけをこなす小さな計算機です。
炊飯器やエアコンの中には、目に見えない小さな計算機が入っています。米の量と水の量から火加減を決め、時間を計って加熱を止める。部屋の温度を測り、設定した値に近づくよう風の強さを変える。こうした働きは、その機器のためだけに作られた仕組みが担っています。機器に組み込まれ、特定の機能を実現するので、組込みシステムと呼びます。机の上の計算機とちがい、後から別の用途に使い回すことはできません。画面も鍵盤も持たないものが多く、存在に気づかれません。近年は通信の口を備えたものが増え、外から状態を読めるようになりました。シラバスも、あらゆるものが繋がる仕組みと並べてこの語を挙げています。家電製品に内蔵されるという設問の言い方が、そのまま答えを指しています。残る三つは、据え置きの計算機を指す言葉でした。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 専門家の知識を蓄えて助言する仕組みを挙げた肢です。医師の診断や機械の故障探しを手伝う道具として作られました。知識と推論の部分が別々に置かれ、規則を足せば賢くなります。炊飯器の火加減に、これほどの仕掛けは要りません。
- 企業の全体を支える、大がかりな仕組みのほうを挙げた肢です。会計も人事も販売も、ひとつの土台の上でまとめて動かします。扱う範囲が広いので、炊飯器の基板には到底収まりません。規模の大きさを言う言葉で、埋め込む話とは別の軸です。
- 一組の装置だけで動かす構成というのが、この語の指すものです。予備を持たないので、壊れればそこで止まってしまいます。止まっては困る用途では、二重にした構成のほうを選びます。信頼性の設計に関わる言葉で、置き場所とは別です。
この問題に関係する言葉
- 組込みシステム
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問21
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