ビジネスインダストリ|平成24年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問16
組込みシステムに求められる特性のうち,与えられた時間で一定の処理を完了させなければならないことを意味するものはどれか。
- 安全性
- 信頼性
- ✓ これが正解リアルタイム性
- リソース制約
解説
間に合うことそのものが、この特性の意味になっています。
組込みシステムには、いくつもの求めが在ります。壊れないこと、危なくないこと、限られた資源で動くこと。そしてもうひとつ、決められた時間で終えることが求められました。設問が問うているのはこの求めで、間に合うことそのものです。与えられた時間で処理を終えることを、リアルタイム性と呼びます。この語を挙げた肢が当たり、速さとは少し違う意味でした。平均が速くても、たまに間に合わなければ役に立ちません。車の制動を助ける仕組みなら、遅れは事故になります。最も遅い場合でも間に合うかを、あらかじめ見積もります。壊れずに動き続ける求めは、別の言葉です。人や物を傷つけない求めも、また別の言葉になります。記憶や電力の限りの中で動く求めも、そこに並びました。シラバスも、この種の仕組みの概念を学ぶよう求めています。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 危なくないことを表す言葉を挙げた肢のほうです。人や物を傷つけないという求めにあたります。止まるにしても、安全な側へ倒す設計が要りました。間に合うかどうかを表す言葉ではありません。見ている軸が別に在ります。軸が違います。
- 壊れずに動き続けることを表す肢というのが、こちらです。止まる回数や、直るまでの時間で測られました。長く動き続ける求めにあたりました。一回の処理が間に合うかとは、別の話です。測る物差しも違っています。測り方が違います。
- 限られた資源の中で動く求めを挙げた肢が、こちらです。記憶も電力も処理の力も、小さく抑えられています。その中に収めて作る必要が在りました。時間で間に合うかどうかとは、別の縛りです。扱っているのは資源の量でした。量の縛りです。
この問題に関係する言葉
- 組込みシステム
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問16
同じ単元をまとめて解くならビジネスインダストリへ。
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)