ITパスポート 平成22年度 秋期 問36
システム監査
システム監査に関する問題
システム監査の流れの中で,被監査側が実施するものはどれか。
- ア 改善の確認
- イ 監査計画作成
- ウ 監査報告書作成
- エ 業務改善
答えと解説
✓ これが正解エ 業務改善
解説
指摘を受けて業務改善を行うのは、被監査側です。
システム監査の流れは、五つの段階に分けて並べられます。監査計画を作成し、監査を実施し、監査報告書を作成したうえで、業務改善を行い、改善の確認(フォローアップ)をして終わります。このうち四つは監査する側(監査人)が受け持つ段階で、業務改善だけが監査を受ける被監査側の受け持ちになります。だから業務改善が正解です。監査計画は監査人が最初に組み立て、監査報告書も監査人がまとめて渡し、改善の確認も監査人の受け持ちです。三つとも、被監査側の仕事ではありません。システム監査では、指摘する側と直す側を分けます。監査人が自ら直してしまうと、次の監査で自分の仕事を見ることになり、独立性が保てなくなります。シラバスも、システム監査を項目として置いています。
ほかの選択肢の解説
- ア 改善の確認:改善の確認は、フォローアップとも呼ばれます。指摘した点が直ったかを、後から確かめる段階です。流れのいちばん後ろに置かれます。確かめるのは監査人のほうで、直す側である被監査側ではありません。
- イ 監査計画作成:監査計画作成は、どこを、いつ、どう見るかを先に組む段階で、流れのいちばん初めに置かれます。けれども組むのは監査する側の監査人で、被監査側は関わらないので、受け持ちが逆です。
- ウ 監査報告書作成:監査報告書作成は、見て回った結果をまとめて渡す段階です。直すよう勧める言葉も、報告書に書かれます。書くのは監査人のほうで、報告書を受け取る被監査側ではありません。書き手が違います。
関連用語
- システム
監査 情報システムが安全で正しく使われているかを、担当から独立した立場で点検し報告すること。 - 監査計画システム監査で、何をどこまで、いつ、どのように確かめるかを決める段階である。
- 監査報告書監査の結果と意見、改善の勧告をまとめて伝える文書のことです。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問36
解説は当サイト独自のもので、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)とは関係ありません。
関連問題
- 令和8年度 問51:
監査意見を 検討する プロセス (監査計画) - 令和8年度 問47:
システム 監査に 関する 記述 (システム 監査) - 令和6年度 問42:
システム 監査人の 役割 (監査報告書) - 令和3年度 問38:
システム 監査に 関する 問題 (監査計画) - 平成31年度 春期 (特別措置試験) 問55:
監査計画に 関する 問題 (監査報告書)
同じ分野の問題
誤りを見つけたら報告する