ヒューマンインタフェース|平成21年度 春期 ITパスポート試験 問66
アナログ音声信号をディジタル化する場合,元のアナログ信号の波形に,より近い波形を復元できる組合せはどれか。
| サンプリング周期 | 量子化の段階数 | |
|---|---|---|
| ア | 長い | 多い |
| イ | 長い | 少ない |
| ウ | 短い | 多い |
| エ | 短い | 少ない |
- サンプリング周期 長い / 量子化の段階数 多い
- サンプリング周期 長い / 量子化の段階数 少ない
- ✓ これが正解サンプリング周期 短い / 量子化の段階数 多い
- サンプリング周期 短い / 量子化の段階数 少ない
解説
横は細かく測り、縦は細かく刻むほど元の波へ近づきます。
なだらかな波を数に直すとき、二つの向きで細かさが決まります。横の向きは時で、どれだけ短い間隔で測るかを標本化と呼びます。周期が短いほど測る点が増えるので、波の形をよく写し取れます。縦の向きは高さで、いくつの段階に刻むかを量子化と言います。段階が多いほど目盛りが細かくなり、高さの誤差が小さくなります。だから周期が短く、段階が多い組を挙げた肢が当たります。周期が長く段階が多い組は、横の向きだけを粗くしていました。測る点がまばらになるので、間の動きが抜け落ちてしまいます。どちらも粗いままの組は、元の波から最も遠くなります。短い周期に少ない段階を合わせた組は、縦だけが粗く残ります。周期が長いほうがよい、と読み違えやすいので気をつけます。長い周期とは、測る回数を間引くことです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 周期が長く、段階が多い組を挙げています。縦の刻みが細かい点は、確かに合っていました。ところが横の間隔が、粗いままになっています。測る点がまばらで、間の動きが抜け落ちます。高さだけを細かくするなら、この組が近いものです。
- 周期が長く、段階が少ない組を挙げています。二つの向きとも、粗いままになっていました。測る点も少なく、高さの目盛りも大まかです。元の波から、最も遠い形になってしまいます。荒く写したいなら、この組が答えにあたります。
- 周期が短く、段階が少ない組を挙げています。横の間隔が細かい点は、確かに合っていました。ところが縦の刻みが、大まかなままです。高さが階段のようになり、誤差が残ります。時だけを細かくするなら、この組が近いものです。
この問題に関係する言葉
- 標本化
- 量子化
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問66
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