ネットワーク|平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問55
インターネットのプロトコルで使用されるポート番号の説明として,適切なものはどれか。
- コンピュータやルータにおいて Ethernet に接続する物理ポートがもつ固有の値
- スイッチングハブにおける物理的なポートの位置を示す値
- パケットの送受信においてコンピュータやネットワーク機器を識別する値
- ✓ これが正解ファイル転送や電子メールなどのアプリケーションごとの情報の出入口を示す値
解説
同じ機器の中で、どの用途宛てなのかを見分ける番号です。
網の上で相手を指すには、いくつもの目印が使われます。機器そのものに焼き付けられた目印が、まずひとつでした。網の中での番地にあたる目印も、別に在ります。ところが番地だけでは、届いた先で行き場が決まりません。一台の機器の中では、いくつもの用途が同時に動いているからです。便を運ぶもの、頁を返すもの、ファイルを送るものが並びます。そこで用途ごとに出入口を分け、番号を振っておきます。この番号がポート番号で、そう述べた肢が当たります。よく使う用途には、あらかじめ決まった番号が割り当てられました。番地と番号がそろえば、届け先まで定まります。先ほどの焼き付けの目印は、同じ網の中で使う別のものでした。差込口の位置を指す番号とも、層が違います。シラバスも、この番号を通信の用語として挙げています。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 機器に焼き付けられた固有の値を挙げた肢のほうです。世界でひとつだけになるよう割り当てられています。同じ網の中で相手を指すときに使われる目印でした。用途ごとの出入口を示す番号ではありません。層がひとつ下に在ります。
- 差込口の位置を示す値というのが、この肢です。何番の口に線が挿さっているかを表す番号でした。機器を扱う人が見るための、物理的な目印にあたります。通信の中で運ばれる番号とは、まるで別のものです。同じ言葉でも指すものが違いました。
- 機器を識別する値を挙げた肢が、こちらに当たります。どの機器へ届けるかを決めるための番地でした。届けるところまでは、確かにこれで決まります。けれども届いた先での行き場までは決まりません。そこを決めるのが、用途ごとの番号でした。
この問題に関係する言葉
- ポート番号同じ機器の中で、どの用途の通信かを見分けるための番号。住所が建物にあたるなら、これは部屋番号にあたります。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問55
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