第111回 午後 問14
公衆衛生看護管理論
保健師が行う事例管理で正しいの
保健師が行う事例管理で正しいのはどれか。
- 1体操教室を開催する。
- 2保健推進員を育成する。
- 3難病患者の個別支援計画を立案する。
- 4新任保健師の職場内研修〈OJT〉を行う。
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✓ これが正解3難病患者の個別支援計画を立案する。
解説
難病患者の個別支援計画の立案は、事例管理に当たります。
事例管理は、保健師が支援する個々の事例(個人や家族)について、支援の必要性を見極め、目標と計画を立て、実施・評価し、記録を管理していく一連の管理です。どの事例にどれだけの頻度で関わるか、支援が計画どおり進んでいるか、関係機関とどう分担するかを把握することも含まれます。
難病患者の個別支援計画を立てることは、一人ひとりの病状や生活、家族の状況をアセスメントして支援の道筋を決める作業で、事例管理の中心となる内容です。ほかの肢は、集団向けの事業の運営、地域の住民組織や人材の育成、職員の育成といった内容で、管理の対象が個々の事例ではありません。
個人や家族ひとつひとつを単位にした計画・評価・記録は事例管理、と支援の単位で見分けるのがこつです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1体操教室を開催する。:体操教室は、地域の住民を集めて行う集団向けの保健事業です。企画・実施・評価を事業として組み立てるもので、個々の事例の支援計画を立てる事例管理とは扱う単位が異なります。
- 2保健推進員を育成する。:保健推進員は、地域で健康づくりを広げる住民のボランティアで、その育成は地域の組織や人材を育てる活動です。特定の個人や家族への支援を計画・評価する事例管理には当たりません。
- 4新任保健師の職場内研修〈OJT〉を行う。:職場内研修〈OJT〉は、日々の業務を通して新任保健師の力を育てる人材育成の方法で、人事管理に含まれます。支援の対象となる住民の事例を管理するものではありません。
出典:第111回 保健師国家試験 午後(厚生労働省)問14(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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