第109回 午前 問17
公衆衛生看護管理論
プリセプターシップで最も適切なの
保健師のプリセプターシップで最も適切なのはどれか。
- 1学習方法はプリセプターが提案する。
- 2管理期にある保健師がプリセプターを担う。
- 3新人保健師のリアリティショックの軽減につながる。
- 4プリセプティが中堅期になっても同じプリセプターが担当する。
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✓ これが正解3新人保健師のリアリティショックの軽減につながる。
解説
プリセプターシップは、新人のリアリティショックを和らげます。
プリセプターシップは、新人(プリセプティ)一人に先輩の保健師(プリセプター)一人が一定期間付き、日々の業務を一緒に行いながら指導と精神的な支えを行う、新人教育の方法です。
新人保健師は、学生時代に思い描いた保健師活動と、現場の業務量や地域の複雑な課題との差に戸惑い、自信をなくすことがあります。これがリアリティショックです。身近な先輩が決まった相手として相談に乗り、実際の場面で手本を示しながら少しずつ任せることで、新人の不安が軽くなり、職場への適応が進みます。したがって、新人保健師のリアリティショックの軽減につながるとする記述が最も適切です。
ほかの記述は、学習方法を指導者が一方的に決めること、管理期の保健師が担うこと、中堅期まで同じ担当を続けることを示していますが、いずれもこの方法の考え方と合いません。プリセプターは新人と年の近い実務者が担い、期間を区切って関わるのが一般的です。
覚え方として、プリセプターシップは一対一、期間限定、身近な先輩、目的は新人の適応の支え、の4点を組で押さえておきましょう。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1学習方法はプリセプターが提案する。:プリセプターシップでは、新人が自分の課題に気づき、主体的に学ぶ力を育てることを大切にします。学習方法をプリセプターが一方的に提案するのではなく、新人と話し合って決めていきます。
- 2管理期にある保健師がプリセプターを担う。:プリセプターは、新人と年の近い実務経験のある先輩保健師が担うのが一般的です。管理期の保健師は組織全体の人材育成の体制づくりやプリセプターを支える立場で、直接の担当ではありません。
- 4プリセプティが中堅期になっても同じプリセプターが担当する。:プリセプターシップは、新人期の一定期間に限って一対一で支える方法です。プリセプティが中堅期になるまで同じ担当を続けるものではなく、新人が自立すれば関係は区切られます。
出典:第109回 保健師国家試験 午前(厚生労働省)問17(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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