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第109回 午前 問10

疫学

インフルエンザの報告数

令和元年(2019年)における五類感染症で、週単位で報告される定点把握疾患のうち、インフルエンザ、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎、突発性発しんの各週の定点当たり報告数の図を示す。インフルエンザの報告数はどれか。

定点当たり報告数の図:

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✓ これが正解1A

解説

冬に高い山を作り夏はほぼ0になるAが、インフルエンザです。

感染症発生動向調査の定点把握の図は、それぞれの感染症の季節による流行の形と、定点当たり報告数の大きさの組合せで判断します。

インフルエンザは、冬に短期間で大きな流行を起こし、夏にはほとんど報告がないのが特徴です。Aは第1週から急上昇して第3〜5週に約52〜54という4本の中で突出した最大値になり、春には約2まで減って夏はほぼ0、年末の第49週頃から再び上昇しています。この冬に一気に高い山を作る形は、インフルエンザの流行の典型です。したがって、インフルエンザの報告数はAです。

ほかの線は、年間を通じて約3〜10と高めで冬に上がるB、約1〜3でゆるやかに推移するC、ほぼ0〜0.5で横ばいのDです。感染性胃腸炎は一年中報告があり冬に増えるのでBの形に合い、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は低めの水準で年間を通じて報告されるのでCの形に、突発性発しんは季節性が乏しく報告数も小さいのでDの形に合います。

覚え方として、インフルエンザは冬だけ高く鋭い山、ほかの小児の定点疾患は年間を通じて低めの水準で推移すると、形の違いで見分けましょう。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第109回 保健師国家試験 午前(厚生労働省)問10(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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