2023年9月 (特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会・一般社団法人金融財政事情研究会)問44
金融資産運用
ROEに関する問題
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株式の投資指標として利用されるROEは、( ① )を( ② )で除して算出される。
- 1① 当期純利益 ② 自己資本
- 2① 当期純利益 ② 総資産
- 3① 営業利益 ② 総資産
答えと解説
✓ これが正解1① 当期純利益 ② 自己資本
解説
ROEは、当期純利益を自己資本で割って求めます。
ROE(自己資本利益率)は、株主が出資したお金などからなる自己資本を使って、企業がどれだけ効率よく利益を上げたかを示す株式の投資指標です。
計算式は、ROE(%)=当期純利益÷自己資本×100 です。当期純利益は、税金なども差し引いた最終的な利益で、株主に帰属する利益にあたります。自己資本も株主に帰属する資本なので、株主の立場から見た収益性を表します。数値が高いほど、自己資本を効率よく活用して利益を上げていると評価されます。したがって、①に当期純利益、②に自己資本が入ります。
総資産に対する利益の割合はROA(総資産利益率)と呼ばれ、ROEとは分母が違います。ROEのEは自己資本(Equity)、と頭文字で覚えておくと判断しやすくなります。
ほかの選択肢の解説
- 2① 当期純利益 ② 総資産:当期純利益を総資産で割った値は、ROA(総資産利益率)と呼ばれる指標です。借入金などの他人資本を含めた資産全体の効率を見るもので、自己資本に対する利益の割合を示すROEとは分母が異なります。
- 3① 営業利益 ② 総資産:分子の営業利益は本業でのもうけで、税金などを差し引く前の段階の利益です。分母を総資産とする点もあわせ、ROEの定義とは分子・分母のどちらも一致しません。ROEは最終的な利益と自己資本の比率です。
出典:2023年9月 3級ファイナンシャル・プランニング技能検定 学科試験(特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会・一般社団法人金融財政事情研究会)問44(改変:肢の番号をそろえ、表・図を文字に書き写して加工)。解説は当サイト独自のもので、日本FP協会・金融財政事情研究会とは関係ありません。
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