(2024年5月公表分)(特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会・一般社団法人金融財政事情研究会)問31
ライフプランニングと資金計画
一定の利率で複利運用しながら一定期間経過後に目標とする額を得るために必要な毎年の積立額を試算する際、目標とする額に乗じる係数は、( )である。
- 1現価係数
- 2資本回収係数
- 3減債基金係数
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✓ これが正解3減債基金係数
解説
目標額から毎年の積立額を求めるのは減債基金係数です。
資金計画で使う6つの係数は、何を求めたいかによって使い分けます。この問は、一定期間後に目標額をためるために、毎年いくら積み立てればよいかを求める場面です。将来の目標額を、年ごとの積立額に割り振る係数を減債基金係数といいます。
たとえば10年後に一定の額をためたいとき、その目標額に、利率と期間に応じた減債基金係数を掛けると、毎年の積立額が求まります。積み立てたお金が複利で増える分を見込んでいるので、目標額を年数で単純に割った額より少なくなります。なお、反対に毎年の積立額から将来の合計額を求めるときは、年金終価係数を使います。
したがって、空欄には減債基金係数が入ります。
覚え方として、将来の目標額から毎年の積立額へ分けるのが減債基金係数、いま手元にある元本から毎年の受取額へ分けるのが資本回収係数と、出発点が将来か現在かで見分けると混同しにくくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1現価係数:現価係数は、将来の目標額を得るために、いま一括でいくらの元本を用意すればよいかを求める係数です。毎年の積立額ではなく、現在の一時金を求める場面で使うので、この問には当たりません。
- 2資本回収係数:資本回収係数は、いま手元にある元本を複利運用しながら、毎年いくらずつ受け取れるか(取り崩せるか)を求める係数で、住宅ローンの毎年の返済額の計算にも使います。目標額から積立額を出す場面ではありません。
出典:3級ファイナンシャル・プランニング技能検定 学科試験(2024年5月公表分)(特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会・一般社団法人金融財政事情研究会)問31(改変:肢の番号をそろえ、表・図を文字に書き写して加工)。解説は当サイト独自のもので、日本FP協会・金融財政事情研究会とは関係ありません。
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