2023年9月 (特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会・一般社団法人金融財政事情研究会)問5
ライフプランニングと資金計画
繰上げ返済に関する問題
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住宅ローンの一部繰上げ返済では、返済期間を変更せずに毎月の返済額を減額する返済額軽減型よりも、毎月の返済額を変更せずに返済期間を短くする期間短縮型のほうが、他の条件が同一である場合、通常、総返済額は少なくなる。
- 1○(正しい・適切)
- 2×(誤り・不適切)
答えと解説
✓ これが正解1○(正しい・適切)
解説
他の条件が同じなら、期間短縮型のほうが総返済額は少なくなります。
住宅ローンの一部繰上げ返済は、毎月の返済とは別に、元金の一部を前倒しで返す方法です。繰り上げて返した元金には以後の利息がかからないため、総返済額(返済額の合計)が減ります。方法には、毎月の返済額をそのままにして返済期間を短くする期間短縮型と、返済期間をそのままにして毎月の返済額を減らす返済額軽減型があります。
期間短縮型では、返済期間の終わりのほうの返済を先に済ませる形になり、その分の利息を払わずに済みます。返済額軽減型は、毎月の返済額は下がりますが返済期間は変わらないので、残った元金に当初の期間いっぱい利息がかかります。このため、繰上げ返済額や金利などが同じなら、通常は期間短縮型のほうが利息を減らす効果が大きく、総返済額は少なくなります。この文は正しい内容です。
覚え方として、利息は借入残高と期間で決まるので、期間を縮めるほうが利息の削減効果が大きい、と押さえておくと判断しやすくなります。
ほかの選択肢の解説
- 2×(誤り・不適切):×と判断した人は、毎月の負担が軽くなる返済額軽減型のほうが得に見えるため、総返済額も少ないと思い込みやすい点に注意が必要です。返済額軽減型は返済期間が当初のまま残り、その間の利息がかかり続けるので、総額で比べると期間短縮型が少なくなります。
出典:2023年9月 3級ファイナンシャル・プランニング技能検定 学科試験(特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会・一般社団法人金融財政事情研究会)問5(改変:○×の判定を2択の肢の形に加工)。解説は当サイト独自のもので、日本FP協会・金融財政事情研究会とは関係ありません。
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