令和元年度 秋期 午前 問20
コンピュータ構成要素
DRAMの特徴
DRAM の特徴はどれか。
- ア書込み及び消去を一括又はブロック単位で行う。
- イデータを保持するためのリフレッシュ操作又はアクセス操作が不要である。
- ウ電源が遮断された状態でも,記憶した情報を保持することができる。
- エメモリセル構造が単純なので高集積化することができ,ビット単価を安くできる。
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✓ これが正解エメモリセル構造が単純なので高集積化することができ,ビット単価を安くできる。
解説
DRAM は構造が単純なので、高集積で単価が安いです。
DRAM は、電気をためる部品と切り替えの部品を一組にした作りの記憶素子です。部品の数が少ないぶん、同じ面積により多くのメモリセルを並べられます。たくさん並べられるということは、一つあたりの値段を下げられるということです。そのため主記憶のように、大きな容量を安くそろえたい場所で使われます。引き換えに、ためた電気は時間とともに少しずつ抜けていきます。抜けきる前に読み直して書き戻す作業が必要で、これをリフレッシュと呼びます。この手間がかかることと、電源を切れば内容が消えることが弱点にあたります。作りが単純で安いという長所と、放っておくと消えるという短所は同じ理由から来ています。作りの単純さを起点にすると、他の性質も順につながって思い出せます。素子の名前を覚える前に、作りのほうを押さえます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア書込み及び消去を一括又はブロック単位で行…:まとまった単位で書き込みや消去を行うのは、電源を切っても内容が残る素子の特徴です。記憶媒体や携帯機器の保存領域として広く使われています。消えないことと、まとめて消すことが対になっている点が要です。書き換え回数に限りがあります。
- イデータを保持するためのリフレッシュ操作又…:読み直して書き戻す手間が不要なのは、切り替えの部品を複数組み合わせた素子です。作りは複雑になりますが動作は速く、小さな容量を速く使いたい場所へ置かれます。手間が必要な側と不要な側は、作りの複雑さで分かれます。
- ウ電源が遮断された状態でも,記憶した情報を…:電源が絶たれても内容が残るのは、別の仕組みで覚える素子の性質です。電気をためて覚える作りでは、電源が失われた時点で内容も失われます。何によって覚えているかを押さえれば、残るかどうかは自ずと決まります。覚え方の違いが性質の違いです。
出典:令和元年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問20
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