平成29年度 春期 午前 問63
システム戦略
ホスティングサービスの特徴
ホスティングサービスの特徴はどれか。
- ア運用管理面では,サーバの稼働監視,インシデント対応などを全て利用者が担う。
- イサービス事業者が用意したサーバの利用権を利用者に貸し出す。
- ウサービス事業者の高性能なサーバを利用者が専有するような使い方には対応しない。
- エサービス事業者の施設に利用者が独自のサーバを持ち込み,サーバの選定や組合せは自由に行う。
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✓ これが正解イサービス事業者が用意したサーバの利用権を利用者に貸し出す。
解説
事業者が用意したサーバを借りて使う形の提供です。
ホスティングサービスでは、借りる相手は事業者の設備になります。事業者があらかじめ用意したサーバがあり、その利用権を借りて使いました。機器も置き場所も事業者の側にあるので、稼働の監視や障害への対応は事業者が受け持ちます。だから、用意したサーバの利用権を利用者に貸し出すという特徴が当たります。運用管理を全て利用者が担うという説明は、この形とかみ合いません。機器を持っている側が手を動かす前提だからです。高性能なサーバを利用者が専有する使い方に対応しないという説明も違いました。一台をまるごと貸す提供の仕方は実際にあります。利用者が独自のサーバを持ち込み、選定や組合せを自由に行う説明は、場所と設備だけを借りる別の形でした。誰の機器を、誰が運用するのか。そこが分かれ目になります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア運用管理面では,サーバの稼働監視,インシ…:運用管理面では、サーバの稼働監視やインシデント対応などを全て利用者が担うと述べています。機器を借りる形ではそうはなりません。用意した側が面倒を見るのが前提でした。利用者が手を動かし続ける形は、場所だけを借りる提供の仕方に近いのです。
- ウサービス事業者の高性能なサーバを利用者が…:事業者の高性能なサーバを利用者が専有するような使い方には対応しないと述べています。共用の形だけに限る言い方でした。実際には一台をまるごと貸し出す提供の仕方もあります。対応しないと言い切れる根拠は、この説明の中にありません。
- エサービス事業者の施設に利用者が独自のサー…:事業者の施設に利用者が独自のサーバを持ち込み、サーバの選定や組合せは自由に行うと述べています。借りているのは設置する場所と電源や回線でした。用意された機器の利用権を得る形とは、借りる対象そのものが違います。
この問題の用語
- 監視機器や利用者の動きを継続して見て、記録に残しておくこと。稼働状況や性能を見張り、異常に早く気づいて対応するために行います。
- インシデントサービスの計画外の中断や品質の低下、またはそのおそれがある出来事です。情報セキュリティでは、安全が損なわれるおそれが高いものを指します。
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問63
同じ用語が出る問題
- 令和元年度 秋期 午前 問57(インシデント)
- 平成30年度 秋期 午前 問40(インシデント)
- 平成30年度 春期 午前 問55:問題管理に関する問題(インシデント)
- 平成29年度 春期 午前 問57:インシデントに関する問題(インシデント)
- 平成28年度 秋期 午前 問57:可用性管理に関する問題(インシデント)
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