平成27年度 秋期 午前 問16
ソフトウェア
スループットに関する問題
システム全体のスループットを高めるために,主記憶装置と低速の出力装置とのデータ転送を,高速の補助記憶装置を介して行う方式はどれか。
- アスプーリング
- イスワッピング
- ウブロッキング
- エページング
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✓ これが正解アスプーリング
解説
遅い出力の待ちを、速い装置に肩代わりさせる方式です。
遅い出力装置へ直接書き出すと、その装置が受け取り終えるまで処理が待たされます。そこでいったん速い補助記憶へ書き出しておき、出力装置には裏で少しずつ渡す形にすると、処理は先へ進めます。単位時間に片付く仕事の量が増えるので、スループットが上がるわけです。見分ける軸は2つです。1つ目は、その仕組みが扱う相手が出力装置なのか、主記憶の中身なのか、それとも記録の入出力の単位なのか。2つ目は、その目的が待ち時間の解消なのか、記憶領域のやりくりなのかです。スプーリングは前者どうしの組合せに当たります。スワッピングとページングは主記憶の容量をやりくりする仕組みで、ブロッキングは記録をまとめて出し入れする扱い方です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イスワッピング:主記憶に収まりきらない処理を、いったん補助記憶へ丸ごと退避させて空きを作る仕組みです。狙いは容量のやりくりであって、出力の待ちを埋めるものではありません。
- ウブロッキング:複数の記録をひとまとめにして、入出力の単位を大きくする扱い方です。1回あたりの効率には効きますが、遅い装置を挟む形そのものは変わりません。
- エページング:主記憶を一定の大きさに区切り、必要な部分だけを出し入れして広い記憶空間を見せる仕組みです。向き合う相手は主記憶の内容で、出力装置ではありません。
出典:平成27年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問16
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