平成25年度 春期 午前 問75
システム戦略
フィージビリティスタディの説明
フィージビリティスタディの説明はどれか。
- ア新しい事業やプロジェクトなどの計画に対して,その実行可能性を評価するために調査し,検証することである。
- イある一定の役割を演じることによって,技術の習得,行動・価値観の理解,問題解決の能力開発などを促進することである。
- ウ演繹的アプローチによって,目的とする機能を展開して理想システムを描き,現状を理想システムに合うように変えていく手法である。
- エ複数人が集まって,他者の意見を批判せず自由に意見を出し合うことで,アイディアを創出していく手法である。
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✓ これが正解ア新しい事業やプロジェクトなどの計画に対して,その実行可能性を評価するために調査し,検証することである。
解説
計画が実行できるかを事前に調べることです。
フィージビリティスタディは、新しい事業や計画に取りかかる前に、それが本当に実行できるのかを調べて確かめる作業です。技術の面で作れるか、費用を賄えるか、決まりの面で差し支えがないか、期間に無理がないかといった観点から見て、進めてよいかを判断する材料にします。見分けるときの軸は一つで、その説明が何を目的とした行為かを読みます。人の能力を伸ばすこと、考えを数多く出すこと、理想の形を描くことは、いずれも計画そのものの成否を見極めることとは別の目的です。カタカナの言葉は元の語に戻して訳すと役割がつかめることが多く、この語も、実行できる性質を調べるという意味がそのまま名前になっています。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イある一定の役割を演じることによって,技術…:ある役を演じてみることで、技術を身につけたり考え方を理解したりする学び方です。人を育てる場面の手法なので、計画の可否を測るものではありません。
- ウ演繹的アプローチによって,目的とする機能…:理想の姿を先に描き、現状をそこへ近づけるように変えていく設計の進め方です。作り方の手順を述べており、実行できるかを見極める段ではありません。
- エ複数人が集まって,他者の意見を批判せず自…:集まった人が互いの意見を否定せずに考えを出し合い、着想を広げていく進め方です。案を生む場面の手法なので、可否の判断そのものは行いません。
この問題の用語
- プロジェクトある目的のために期間を決めて行う、一回限りの活動。決算処理のように同じ手順を繰り返す定常業務とは区別されます。
出典:平成25年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問75
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