平成25年度 秋期 午前 問74
企業活動
経営層のアカウンタビリティの説明
経営層のアカウンタビリティを説明したものはどれか。
- ア株主やその他の利害関係者に対して,経営活動の内容・実績に関する説明責任を負う。
- イ企業が環境保全に掛けた費用とその効果を定量化して,財務情報として定期的に公表する。
- ウ企業倫理に基づいたルール,マニュアル,チェックシステムなどを整備し,法令などを遵守する経営を行う。
- エ投資家やアナリストに対して,投資判断に必要とされる正確な情報を,適時にかつ継続して提供する。
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✓ これが正解ア株主やその他の利害関係者に対して,経営活動の内容・実績に関する説明責任を負う。
解説
利害関係者へ経営の内容と実績を説明する責任です。
アカウンタビリティは説明責任と訳される語です。要点は、その責任を誰に対して負うのかというところにあります。株主だけでなく、従業員や取引先や地域の人々といった利害関係者に広く向けられており、経営活動の内容と実績を明らかにすること自体が果たすべき務めとして置かれています。判定の軸は、その説明が相手を利害関係者に広く取り、明らかにすること自体を務めとして述べているかどうかです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イ企業が環境保全に掛けた費用とその効果を定…:環境を守るために掛けた費用と、その見返りを数字にして、決算の情報として定期的に公にすると述べています。対象が環境という一つの領域に絞られており、経営活動の内容と実績を広く明らかにする話ではありません。
- ウ企業倫理に基づいたルール,マニュアル,チ…:倫理に沿った決まりや手引きや点検の仕組みを整えて、法令に従って経営すると述べています。中心にあるのは守るための体制を整えることであり、外に向けて明らかにすることそのものを務めとしてはいません。
- エ投資家やアナリストに対して,投資判断に必…:投資家や分析を行う人に向けて、投資の判断に必要な正しい情報を、折よく続けて届けると述べています。相手が投資に関わる人に絞られ、目的も判断の材料を供することに定まっている点で、範囲が狭くなります。
この問題の用語
- 利害関係者決定や活動に影響を与える、または影響を受ける人や組織のこと。利用者や株主、取引先などが含まれ、ステークホルダとも呼ばれます。
- 投資将来の利益を見込んで、設備や仕組みにお金を使うことです。使った額を何年で取り戻せるかを見て、いくつかの案を比べます。
出典:平成25年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問74
同じ用語が出る問題
- 令和6年度 科目A 問5:“ロジックマッシュアップ”の例(投資)
- 令和元年度 秋期 午前 問77:ROIの説明(投資)
- 平成30年度 秋期 午前 問65:要件定義プロセスで実施すべきもの(利害関係者)
- 平成29年度 春期 午前 問66(利害関係者)
- 平成26年度 秋期 午前 問66:要件の識別において実施する作業(利害関係者)
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