平成21年度 春期 午前 問53
プロジェクトマネジメント
計画工数に関する問題
表は,1 人で行うプログラム開発の開始時点での計画表である。6 月 1 日に作業を開始し,6 月 16 日の終了時点でコーディング作業の 25 %が終了した。6 月 16 日の終了時点で残っている作業は全体の約何 %か。ここで,開発は,土日を除く週 5 日間に行うものとする。
〔表:プログラム開発の計画表〕
| 作業 | 計画工数 | 完了予定日 |
|---|---|---|
| 仕様書作成 | 2 日 | 6 月 2 日(火) |
| プログラム設計 | 5 日 | 6 月 9 日(火) |
| テスト計画書作成 | 1 日 | 6 月 10 日(水) |
| コーディング | 4 日 | 6 月 16 日(火) |
| コンパイル | 2 日 | 6 月 18 日(木) |
| テスト | 3 日 | 6 月 23 日(火) |
- ア30
- イ47
- ウ52
- エ53
答えと解説を見る
✓ これが正解イ47
解説
十七日のうち残りは八日で、およそ四十七です。
割合を出すときの分母は、暦のうえの日数ではなく、計画表に並んだ計画工数の合計です。六つの作業を足すと十七日になります。六月十六日の終了時点では、仕様書作成とプログラム設計とテスト計画書作成が完了予定日を過ぎて済んでおり、コーディングは四日のうち四分の一だけが終わっているので、一日ぶんを済んだ側に数えます。したがって済んだ工数は九日、残っているのは八日です。見分けるときの軸は、問われているのが残っている側なのか済んだ側なのかを読むことです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア30:手をつけている作業を全部終えたものと数え、まだ着手していない二つだけを残りとした場合の値です。五を十七で割るとおよそ三割になります。
- ウ52:済んだ側の割合を答えた場合の値です。九を十七で割るとおよそ五十二・九になり、端数を切り捨てるとこの数になります。
- エ53:四日のうち四分の一が終わっている分を数え落とし、残りを九日とした場合の値です。九を十七で割るとおよそ五十三となり、済んだ側を四捨五入した値とも重なります。
この問題の用語
- 作業工程を組み立てる、一つひとつの仕事の単位のことです。開始と終了、所要日数をもち、順序をつないで全体の日程を作ります。
- テスト決めたとおりに動くかを、実際に動かして確かめる作業のこと。何を確かめるかによって移行テスト、システムテストなどと呼び分けます。
出典:平成21年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問53(改変:原典の図表をテキストに書き起こした)
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)