令和4年度下期第二種電気工事士筆記試験(午後)(電気技術者試験センター)問47
配線図
配線図に関する問題
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この配線図の施工で,一般的に使用されることのないものは。
〔配線図の前書き〕図は,木造3階建住宅の配線図である。この図に関する次の各問いには4通りの答え(イ,ロ,ハ,ニ)が書いてある。それぞれの問いに対して,答えを1つ選びなさい。
【注意】
- 1.屋内配線の工事は,特記のある場合を除き600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
- 2.屋内配線等の電線の本数,電線の太さ,その他,問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
- 3.漏電遮断器は,定格感度電流30 mA,動作時間0.1 秒以内のものを使用している。
- 4.選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は,「JIS C 0303:2000 構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
- 5.ジョイントボックスを経由する電線は,すべて接続箇所を設けている。
- 6.3 路スイッチの記号「0」の端子には,電源側又は負荷側の電線を結線する。
- イ

- ロ

- ハ

- ニ

答えと解説
✓ これが正解ロ
解説
のこぎり状の刃物はこの図の施工に使いません。
この問は、施工に使う工具を写真から見分けます。この配線図は、VVFのケーブル工事と、PF22の合成樹脂製可とう電線管などからなり、金属製の可とう電線管(プリカチューブ)の傍記はありません。
黄色の輪の中に黒い細い線が入ったものは、管などに電線を通すための通線器の形です。PF管にケーブルを通す作業に使えます。赤い四角柱形の頭に木の柄が付いた工具はハンマです。らせん状の溝があり先端がとがった細長い棒は、木材に穴をあける木工用のビットとみられ、木造の柱や梁に配線を通す場面で使います。
残る、銀色の細長い刃の片側に細かい歯が並び、オレンジ色の柄が付いた工具は、金属製の可とう電線管を切るためのプリカナイフの形とみられます。この図では金属製の可とう電線管を使わないので、使われません。
よって、細かい歯のある刃物が正解です。覚え方は、図に出る工事の種類(ケーブルと合成樹脂管)から使う工具を絞り込み、図に無い工事の工具を外すことです。
ほかの選択肢の解説
- イ黄色の輪の内側に黒色の細長い線が巻かれたもの:黄色の輪に黒い細い線が巻かれたものは、管に電線を通すときに使う通線器の形です。図にはPF22の電線管があり、管に電線を通す場面で一般的に使うので、使われないものには当たりません。
- ハ赤色の四角柱形の頭部に木製の柄が付いた工具:赤い四角柱形の頭に木製の柄が付いた工具は、ハンマの形です。木造住宅の施工では、部材の固定などで一般的に使うため、使われることのないものとは言えません。
- ニ銀色の細長い棒の先の部分にらせん状の溝があり,先端がとがった工具:らせん溝のある先のとがった棒は、木工用のドリルビットとみられます。木造の柱や梁を貫通させる穴あけで出番があり、図の施工で使うほうの工具です。
出典:令和4年度下期第二種電気工事士筆記試験(午後) 問47(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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