令和4年度下期第二種電気工事士筆記試験(午後)(電気技術者試験センター)問46
配線図
配線図に関する問題
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この配線図の施工で,一般的に使用されることのないものは。
〔配線図の前書き〕図は,木造3階建住宅の配線図である。この図に関する次の各問いには4通りの答え(イ,ロ,ハ,ニ)が書いてある。それぞれの問いに対して,答えを1つ選びなさい。
【注意】
- 1.屋内配線の工事は,特記のある場合を除き600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
- 2.屋内配線等の電線の本数,電線の太さ,その他,問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
- 3.漏電遮断器は,定格感度電流30 mA,動作時間0.1 秒以内のものを使用している。
- 4.選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は,「JIS C 0303:2000 構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
- 5.ジョイントボックスを経由する電線は,すべて接続箇所を設けている。
- 6.3 路スイッチの記号「0」の端子には,電源側又は負荷側の電線を結線する。
- イ

- ロ

- ハ

- ニ

答えと解説
✓ これが正解ロ
解説
金属管用の箱はこの図の施工では使いません。
この問は、図の施工で一般的に使う材料を、写真の形から見分けます。注意書きでは、屋内配線は特記の無い限りケーブル工事(VVF)で、図には1φ3Wの引込み、PF22の電線管、ケーブルの固定などが含まれます。
白い陶器製の部品が3段に重なったものと針金の輪の付いた部品は、引込線を建物に取り付けるためのがいし類とみられ、図の引込みに関係します。灰色の被覆付きのU字形の金具は、ケーブルを造営材に固定するステープルとみられ、ケーブル工事に使います。灰色の蛇腹状の管は、図の⑧に傍記のある合成樹脂製可とう電線管(PF22)です。
銀色の金属製の長方形の箱は、上端にねじのある突起があり、底に穴のあいた角形の箱で、金属管を接続して使う露出形のボックスに見えます。この図には金属管の傍記が無いので、使われないと考えます。
よって、銀色の金属製の箱が正解です。覚え方は、傍記のPFや注意書きのVVFから、図に現れない工事(金属管工事)の材料を外す、と考えることです。
ほかの選択肢の解説
- イ白色の陶器製の部品が3段に重なり上端にボルト・下端に輪の付いた中央の部品と,その左右に針金の長い輪が付いた白色の部品2つ:白い陶器製の部品は、図の引込み(1φ3W 100/200 V)に関わるがいし類とみられます。引込みのある図面で一般的に使うので、使われることのないものには当たりません。
- ハ灰色の被覆が付いたU字形の金具で,2本の脚の先がとがっている:灰色の被覆が付き、2本の脚の先がとがったU字形の金具は、ステープルとみられます。VVFのケーブルを壁や柱に固定する場面で一般的に使うので、この図で使う材料です。
- ニ灰色の蛇腹状の管:灰色の蛇腹状の管は、図の⑧で(PF22)と傍記された合成樹脂製可とう電線管に当たります。図に現れている材料なので、一般的に使われないものではありません。
出典:令和4年度下期第二種電気工事士筆記試験(午後) 問46(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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