令和2年度下期第二種電気工事士筆記試験(午後)(電気技術者試験センター)問11
電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
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多数の金属管が集合する場所等で,通線を容易にするために用いられるものは。
- イ分電盤
- ロプルボックス
- ハフィクスチュアスタッド
- ニスイッチボックス
答えと解説
✓ これが正解ロプルボックス
解説
通線を容易にするために使う箱は、プルボックスです。
金属管工事では、管の中に電線を通す作業(通線)があります。管の本数が多かったり、曲がりが多かったりすると、通線がしにくくなります。そこで、管が多数集まる場所や、管の途中に、電線を引き込んだり引き出したりするための大きな箱を設けます。この箱がプルボックスで、ふたを開けて中で電線を引き回し、通線や接続の作業をしやすくします。
選択肢を比べます。分電盤は、幹線から分かれる回路ごとに遮断器を収め、電気を各回路に配る盤で、通線のための箱ではありません。フィクスチュアスタッドは、照明器具をボックスに取り付けるときに使う、ねじ付きの取付け用の金具です。スイッチボックスは、スイッチやコンセントを壁に取り付けるための小形の箱で、大量の管が集まる場所には向きません。
したがって、多数の金属管が集まる場所で通線を容易にするものはプルボックスです。覚え方は、プルは引く、電線を引き込む箱がプルボックス、です。
ほかの選択肢の解説
- イ分電盤:分電盤は、引込口から来た電気を受け、回路ごとの遮断器を収めて各回路に配る盤です。金属管が多数集まる場所で電線を通しやすくするための箱ではなく、用途が違います。
- ハフィクスチュアスタッド:フィクスチュアスタッドは、天井のボックスなどに照明器具を取り付けるための、ねじ付きの取付け金具です。電線を通しやすくする部品ではなく、器具を支えるためのものです。
- ニスイッチボックス:スイッチボックスは、スイッチやコンセントを取り付けるための小さな箱で、壁の中などに埋めて使います。多数の管が集まる場所での通線用には小さすぎ、用途が異なります。
出典:令和2年度下期第二種電気工事士筆記試験(午後) 問11(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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