平成28年度上期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問24
一般用電気工作物等の検査方法
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一般用電気工作物の低圧屋内配線工事が完了したときの検査で,一般に行われていないものは。
- イ絶縁耐力試験
- ロ絶縁抵抗の測定
- ハ接地抵抗の測定
- ニ目視点検
答えと解説
✓ これが正解イ絶縁耐力試験
解説
低圧屋内配線の竣工検査で、絶縁耐力試験は一般に行われません。
屋内配線工事が完了したときの検査は、工事が安全に施されたかを確かめるために行います。低圧の屋内配線では、目視点検で施工状態を確かめ、絶縁抵抗の測定で電線相互間や電路と大地の間の絶縁を確かめ、接地抵抗の測定で接地の抵抗値を確かめます。これらは一般に行われている検査です。
絶縁耐力試験は、規定の高い電圧を一定時間加えて、絶縁が耐えるかを確かめる試験です。高圧や特別高圧の設備で行うもので、低圧の屋内配線では、省令第58条の絶縁抵抗値の基準を満たすかを絶縁抵抗の測定で確かめます。
低圧は絶縁抵抗計、高圧以上は絶縁耐力試験、と使い分けを覚えます。
出題当時、電気工作物の区分に小規模事業用電気工作物はありませんでした。現在は、令和5年3月20日施行の電気事業法の改正でこの区分が加わり、電気工事士法ではこれと一般用電気工作物を合わせて一般用電気工作物等と呼びます。一般用電気工作物の低圧屋内配線の検査の考え方は変わりません。
ほかの選択肢の解説
- ロ絶縁抵抗の測定:絶縁抵抗の測定は、竣工検査で一般に行われる項目です。電線相互間や電路と大地の間を絶縁抵抗計で測り、基準の値以上かを確かめるので、行われていないものには当たりません。
- ハ接地抵抗の測定:接地抵抗の測定も、竣工検査で一般に行われる項目です。接地工事の抵抗値が決まりの範囲かを接地抵抗計で確かめる検査で、行われていないものとは言えません。
- ニ目視点検:目視点検は、施工状態を目で見て確かめる検査で、竣工時に一般に行われます。配線の状態や器具の取付けなどを見て確かめるので、行われていないものには当たりません。
出典:平成28年度上期第二種電気工事士筆記試験 問24(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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