平成26年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問24
一般用電気工作物等の検査方法
低圧検電器に関する問題
選択肢を押すと、その場で答え合わせ。第二種電気工事士の過去問 1950問を、解説つき・無料・登録不要で続けて解けます。
低圧検電器に関する記述として、誤っているものは。
- イ低圧交流電路の充電の有無を確認する場合、いずれかの一相が充電されていないことを確認できた場合は、他の相についての充電の有無を確認する必要がない。
- ロ電池を内蔵する検電器を使用する場合は、チェック機構(テストボタン)によって機能が正常に働くことを確認する。
- ハ低圧交流電路の充電の有無を確認する場合、検電器本体からの音響や発光により充電の確認ができる。
- ニ検電の方法は、感電しないように注意して、検電器の握り部を持ち検知部(先端部)を被検電部に接触させて充電の有無を確認する。
答えと解説
✓ これが正解イ低圧交流電路の充電の有無を確認する場合、いずれかの一相が充電されていないことを確認できた場合は、他の相についての充電の有無を確認する必要がない。
解説
一相が充電されていなくても、他の相も確認が必要です。
低圧検電器は、電線や機器が充電されているか(電圧がかかっているか)を、接触や近づけることで調べる器具です。検電の目的は、作業の前に電気が来ていないことを確かめて、感電を防ぐことです。
三相交流の電路は、複数の線(相)でできています。1つの相に電圧が無いと分かっても、ほかの相に電圧が来ていないとは言えません。ですから、すべての相について充電の有無を確かめる必要があり、他の相の確認を省いてよいとする記述が誤りです。
残りの記述は正しい内容です。内蔵電池を使う検電器は、テストボタンで動作を確かめてから使います。充電されているときは、音や発光で知らせます。検電では、握り部を持って先端を被検電部に接触させます。覚え方は、検電は1相で終わらず、全部の相を確かめる、です。
ほかの選択肢の解説
- ロ電池を内蔵する検電器を使用する場合は、チェック機構(テストボタン)によって機能が正常に働くことを確認する。:電池を内蔵する検電器は、使う前にテストボタンで正常に働くことを確かめます。反応しないのに充電されていないと思い込むのを防ぐ手順で、この記述は正しい内容です。
- ハ…検電器本体からの音響や発光により充電の確認ができる。:低圧検電器は、充電されている電路に近づけたり触れたりすると、本体の音や発光で知らせる仕組みです。この記述は検電器の働きを正しく述べているので、誤りではありません。
- ニ検電の方法は、感電しないように注意して、検電器の握り部を持ち検知部(先端部)を被検電部に接触させて充電の有無を確認する。:検電は、握り部を持ち、先端の検知部を被検電部に接触させて確かめます。感電に注意するという点も含めて、正しい検電の方法を述べた記述で、誤りではありません。
出典:平成26年度下期第二種電気工事士筆記試験 問24(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
同じ分野の問題
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)