平成21年度第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問47
配線図
工具に関する問題
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⑰で示す部分の配線工事で一般に使用されない工具は。
〔配線図の前書き〕図は、木造2階建住宅の配線図である。この図に関する次の各問いには4通りの答え(イ、ロ、ハ、ニ)が書いてある。それぞれの問いに対して、答えを1つ選びなさい。
【注意】
- 1.屋内配線の工事は、特記のある場合を除き600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
- 2.屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
- イ

- ロ

- ハ

- ニ

答えと解説
✓ これが正解イ
解説
地中の硬質塩化ビニル管工事で、パイプレンチは使いません。
⑰は、和室の外へ下る一点鎖線(地中に埋める配線)の部分で、傍記に(VE22)とあり、VVF1.6-2Cのケーブルを硬質塩化ビニル電線管(VE管)に入れて地中に通す工事です。使われない工具を選ぶ問です。
VE管の工事では、管を切る、切り口を整える、曲げる、といった作業をします。写真では、半月形の刃と受けを持つ赤い柄の工具が管を切るカッタ、金属の円筒の内側に刃が並んだ工具が切り口を整える面取り用の工具、青い容器に金属の管と真ちゅう色の火口が付いた器具が、管を温めて曲げるときに使うトーチランプです。
残る、先端に歯の付いたあごがあり、ねじで開きを調節する赤い柄の工具は、パイプレンチです。丸い管をつかんで回す工具で、金属管のねじ込みなどに使います。VE管の接続は管をつかんで回す作業ではないので、この工事では一般に使いません。
覚え方は、VE管は切る・面取り・温めて曲げる、パイプレンチは金属管、です。
ほかの選択肢の解説
- ロ赤い柄の工具。先端に半月形の刃と受けがあり、柄を握って切る:半月形の刃と受けを持つ赤い柄の工具は、握って管を切るカッタの形で、VE管を切る作業に使います。⑰の工事で使う工具なので、使われない工具の答えにはなりません。
- ハ金属の円筒の内側に、中心に向かう黒い刃が放射状に並んでいる:金属の円筒の内側に刃が中心へ向かって並んだ工具は、管の切り口を削って整える面取りに使う形に見えます。VE管の工事で使われるので、使われない工具には当たりません。
- ニ青色の容器の上に金属の管と真ちゅう色の火口が付いた器具。側面に取っ手がある:青い容器の上に金属の管と火口が付いた器具で、トーチランプの形です。塩化ビニル管を温めて曲げる作業に使うため、⑰の工事で使われる工具であり、答えにはなりません。
出典:平成21年度第二種電気工事士筆記試験 問47(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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