令和7年度 秋期 午前 問65
サービスマネジメント
評価点に関する問題
定性的な評価値を定量化するために評価点を与える方法がある。表に示す4段階評価を用いた場合,重み及び4段階評価点の値から評価されたシステム全体の目標達成度は,評価項目が全て目標どおりであった場合と比較して,何%となるか。
〔システム評価表〕
システムの評価項目 重み 4段階評価の結果
省力化効果 5 目標どおり
期間の短縮 8 変わらず
情報の統合化 12 部分改善
4段階評価点 3:目標どおり 2:ほぼ目標どおり
1:部分改善 0:変わらず- ア27
- イ36
- ウ43
- エ52
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✓ これが正解イ36
解説
重み付き実績を重み付き満点で割ると三十六%になります。
この設問は、重みを付けた四段階評価の結果から、全てが目標どおりだったときと比べた達成度を割合で出させています。ですから、選び方の軸は、達成度を実績の合計そのもので語るのか、それとも満点との比で捉えるのかという一点で見分けます。求められているのは、重みと実績の点数を項目ごとに掛けて足した値を、同じ重みに満点の点数を掛けて足した値で割り、百を掛けて割合として表す、という手順です。省力化効果と期間の短縮と情報の統合化のそれぞれについて、重みと結果の点数を掛けて足し合わせると重み付き実績が出ます。同じ重みに満点を掛けて足すと、全てが目標どおりだったときの重み付き満点が出ます。両者の比を割合として読むと三十六が答えになり、これが該当します。実績の合計をそのまま比較の値だと読んでしまう罠に注意します。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア27:重み付き実績の合計値をそのまま比較の答えとして拾った形になっています。全てが目標どおりだったときの重み付き満点と比べる割合を出さないと、達成度を割合として読むことにはなりません。
- ウ43:重みと点数の掛け算の途中で使う数字を割合に見立てて拾った形になっていますが、実績と満点の比を百分率にする手順を踏んでおらず、比較の分母を取り違えたときの残り物のような値であり、達成度の答えには合いません。
- エ52:重み付き実績と重み付き満点の比を求めるところを、別の組合せで足し算した中間値に置き換えたときに現れる値です。分子と分母の対応関係を確かめれば、この値は問われている達成度の割合には辿り着きません。
この問題の用語
- 改善悪いところを直して、より良い状態にすること。一度で終わらせず、計画・実行・評価・見直しを繰り返して続けるのが基本です。
出典:令和7年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問65
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