令和3年度 春期 午前 問30
データベース
実行計画を作成する際に必要なもの
コストベースのオプティマイザが SQL の実行計画を作成する際に必要なものはどれか。
- アディメンジョンテーブル
- イ統計情報
- ウ待ちグラフ
- エログファイル
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✓ これが正解イ統計情報
解説
処理の重さを見積もるための統計情報が必要です。
設問は、コストベースのオプティマイザが実行計画を作るときに必要なものを、四通りの語の中から選ばせています。ですから見分けの軸は、その語がデータベースのどの場面で使われるものか、という一点だけです。コストベースという呼び方は、取り出し方の候補ごとに処理の重さを見積もり、最も軽く済む道筋を選ぶという考え方を指します。見積もるには、表にどれだけの行があるか、値がどのように散らばっているか、索引が付いているかといった、いま蓄えられているデータの姿を数値で表したものが必要です。それがなければ候補どうしを比べられません。ですから選ぶべきなのは統計情報です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アディメンジョンテーブル:集計の切り口となる項目をまとめた表を指す語で、分析用のデータの持ち方に関わります。分析の設計に属するものであり、問合せの道筋の重さを見積もる材料ではありません。
- ウ待ちグラフ:資源の取り合いで処理どうしが待ち合う関係を図にしたものを指す語です。デッドロックを見つけるために同時実行の制御で使うもので、道筋を選ぶ場面の材料ではありません。
- エログファイル:更新の履歴を順に書きとめた記録を指す語で、障害からの復旧や取消しに使います。過去の出来事を残すものであって、これから走らせる処理の重さを見積もるものではありません。
この問題の用語
- ログいつ誰が何をしたかを、機器やソフトウェアが自動で残していく記録です。あとから出来事をたどれるので、事故の調査や不正の発見に使われます。
出典:令和3年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問30
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