平成23年度 特別 午前 問33
データベース
データベースに対して行う処理
データベースにデータの追加,削除などが多数回繰り返されて,データベース全体のアクセス効率が低下したときに,データベースに対して行う処理はどれか。
- ア再起動
- イ再実行
- ウ再定義
- エ再編成
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✓ これが正解エ再編成
解説
格納の並びを整え直すのが再編成です。
データベースに追加と削除を何度も繰り返すと、データの置かれ方が少しずつ崩れていきます。削除した跡には空きが残り、後から追加した行は空いている離れた場所に置かれます。その結果、本来まとまっていたはずのデータが飛び飛びに散らばり、一件を読み出すために装置を何度も動かすことになります。全体として遅くなるのはこのためです。ですから手を打つべき相手は、ディスク上での並び方そのものになります。行を並べ直して隙間を詰め、続きの場所へ置き直す処理を行えば、読み出しの効率は戻ります。これが再編成です。いつ行うかを判断するために、あらかじめ空き領域の割合を測っておき、決めておいた目安を超えたら実施する、といった運用をします。四つの候補は、どれもやり直すという言い方を共有していますが、やり直す相手がそれぞれ違います。設問が述べているのは、追加や削除を重ねた結果として効率が落ちた、という症状だけです。仕組みの立ち上げでも、更新の履歴でも、表や列の設計でもなく、置かれ方を相手にする処理を選ぶことになります。症状と、処理が触る対象とを突き合わせるのが、この型の問いの近道です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア再起動:止まった処理や仕組みを立ち上げ直す操作です。動かし直してもディスク上での並びは一つも動きませんので、散らばりが原因で生じている遅さはそのまま残ります。
- イ再実行:障害から復旧する場面で、記録しておいた履歴をもとに完了済みの更新を反映し直す操作です。相手にしているのは失われた更新であって、アクセス効率の低下ではありません。
- ウ再定義:表や列の定義そのものを作り直す操作です。設計を変えたいときに行うもので、設問の場面では定義を変える理由がありません。置き直しが起きるとしても、それは結果にすぎません。
この問題の用語
- データベースたくさんのデータを決まった形で貯め、探したり書き換えたりできるようにした仕組み。多くの人が同時に使うことを前提にしています。
出典:平成23年度 特別 応用情報技術者試験 午前 問33
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