平成26年度 春期 午前 問67
企業活動
ダイバーシティマネジメントの説明
ダイバーシティマネジメントの説明はどれか。
- ア従業員が仕事と生活の調和を図り,やりがいをもって業務に取り組み,組織の活力を向上させることである。
- イ性別や年齢,国籍などの面で従業員の多様性を尊重することによって,組織の活力を向上させることである。
- ウ自ら設定した目標の達成を目指して従業員が主体的に業務に取り組み,その達成度に応じて評価が行われることである。
- エ労使双方が労働条件についての合意を形成し,協調して収益の増大を目指すことである。
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✓ これが正解イ性別や年齢,国籍などの面で従業員の多様性を尊重することによって,組織の活力を向上させることである。
解説
ダイバーシティは多様性と訳せます。
設問はダイバーシティマネジメントの説明を選ばせています。ダイバーシティは多様性と訳せる言葉ですから、説明の中に多様性という語、あるいはその言い換えが入っているかどうかが最初の手掛かりです。性別や年齢、国籍といった人の違いを尊重し、異なる見方が集まることで新しい発想や気づきが生まれ、その結果として組織の活力が上がる、という筋書きが該当します。多様な人を受け入れること自体が目的ではなく、その違いを戦力にするところまでを含むので、管理という語が付いています。気をつけたいのは、組織の活力を向上させるという結びが二つの選択肢に共通している点で、末尾だけを読むと決められません。分かれ目は前半に何が置かれているかです。残りの三つは、一人の中での時間の配分、目標の立て方と評価の結び付け、働く側と経営する側の関係と、それぞれ別のものを対象にしています。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア従業員が仕事と生活の調和を図り,やりがい…:仕事と生活の調和を図り、やりがいをもって働くという説明で、見ているのは一人の中での時間や力の配分です。人と人の違いをどう活かすかという話ではありません。
- ウ自ら設定した目標の達成を目指して従業員が…:自ら立てた目標に向けて主体的に取り組み、その達成度で評価を受ける仕組みの説明です。評価の枠組みを述べたもので、人と人の違いを尊重するという中身は含まれていません。
- エ労使双方が労働条件についての合意を形成し…:働く側と経営する側が労働条件について合意し、協調して収益を増やすという説明です。組合と会社の関係を述べたもので、性別や年齢、国籍といった違いとは軸が異なります。
この問題の用語
- 組織目的を果たすために、人が役割を分けて集まったまとまりのことです。分け方には機能別、事業部制、マトリックスなどの形があります。
出典:平成26年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問67
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