令和元年度 秋期 午前 問26
データベース
データベースの概念設計に用いられ,対象世界を,実体と実体間の関連という二つの概念で表現するデータモデルはどれか。
- アE-R モデル
- イ階層モデル
- ウ関係モデル
- エネットワークモデル
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✓ これが正解アE-R モデル
解説
実体と関連という二語が、そのまま名前になっています。
この考え方は、対象となる世界を二つの部品だけで写し取ります。一つは、数えられるまとまりとしての実体です。人や商品や注文のように、独立して存在するものが当たります。もう一つは、実体どうしの結び付きを表す関連になります。誰がどの商品を注文したか、といった関係がこちらです。E-R モデルという呼び名は、この二つの頭文字から来ています。つまり名前そのものが、設問の言い回しをなぞっています。設計の初めの段階で、何をどう捉えるかを整理するために使われます。この段階では、どの製品で実現するかをまだ決めていません。残る三つは、いずれもデータの並べ方を定めた型です。木の形につなぐもの、網の目につなぐもの、表で表すものがあります。捉え方の話か、格納の仕方の話かで割れます。段階の違いが、そのまま答えになります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イ階層モデル:木の形をたどってデータを並べる型を挙げています。親から子へ一方向にたどる構造になります。捉え方ではなく、格納のしかたを定めた型です。実体と関連という二語で組み立てる考え方ではありません。段階が一つ後ろにあります。
- ウ関係モデル:表の形でデータを表す型を挙げています。行と列に整えて置く並べ方になります。いま広く使われている形ではありますが、段階が違います。実現の側の型であって、捉え方の枠組みではありません。製品の選択とも結びつきます。
- エネットワークモデル:網の目のようにつないでデータを並べる型を挙げています。木の形より自由につなげる代わりに、たどり方が複雑になります。こちらも格納のしかたを定めたものです。設計の初めに世界を写し取る道具ではありません。古くから使われてきた型です。
この問題の用語
- データベースたくさんのデータを決まった形で貯め、探したり書き換えたりできるようにした仕組み。多くの人が同時に使うことを前提にしています。
出典:令和元年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問26
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