令和8年度 北海道 午後 問4
人体の働きと医薬品
目に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 1角膜に射し込んだ光は、角膜、房水、水晶体、硝子体を透過しながら屈折して網膜に焦点を結ぶ。
- 2硝子体は、その周りを囲んでいる毛様体の収縮・弛緩によって、近くの物を見るときには丸く厚みが増し、遠くの物を見るときには扁平になる。
- 3ビタミンAが不足すると、夜間視力の低下を生じる。
- 4眼瞼は、全身的な体調不良(薬の副作用を含む)の症状が現れやすい部位である。
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✓ これが正解2硝子体は、その周りを囲んでいる毛様体の収縮・弛緩によって、近くの物を見るときには丸く厚みが増し、遠くの物を見るときには扁平になる。
解説
誤りは硝子体とする記述。厚みを変えるのは水晶体
手引き第2章の感覚器官(目)の範囲で判断します。誤っているものを1つ選ぶ問です。
誤っているのは、硝子体が毛様体の収縮・弛緩によって厚みを変えるとする記述です。目のピント合わせを担うのは水晶体です。水晶体は周りを囲む毛様体の収縮・弛緩によって、近くの物を見るときは丸く厚みが増し、遠くの物を見るときは扁平になります。硝子体は水晶体の後ろにある透明なゼリー状の組織で、厚さを変えて焦点を調節する働きはもっていません。
ほかの3つは正しい記述です。角膜から入った光は、角膜・房水・水晶体・硝子体を透過しながら屈折して網膜に焦点を結びます。網膜で光を感じる細胞の色素にはビタミンAが使われるため、不足すると夜間の視力が落ちます。眼瞼(まぶた)は皮膚が薄く、むくみなど全身の体調不良(薬の副作用を含む)の症状が現れやすい部位とされています。
ピントを合わせるのは水晶体、それを動かすのは毛様体、と組で覚えておくと、硝子体とのすり替えに気づけます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1角膜に射し込んだ光は、角膜、房水、水晶体…:光が角膜・房水・水晶体・硝子体を順に通り、屈折して網膜に像を結ぶという説明は手引きの内容どおりです。誤っているものを選ぶ問なので、これは選びません。
- 3ビタミンAが不足すると、夜間視力の低下を…:網膜の視細胞が光を感じる色素の材料としてビタミンAが使われるので、不足すると暗い所で見えにくくなります。正しい記述なので、選ぶべきものではありません。
- 4眼瞼は、全身的な体調不良(薬の副作用を含…:まぶたは皮膚が薄く柔らかいため、薬の副作用も含めた全身の不調がむくみなどの形で出やすい部位です。記述は正しく、誤っているものには当たりません。
出典:令和8年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問4(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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