令和7年度 北海道 午後 問2
人体の働きと医薬品
肝臓に関する以下の記述
肝臓に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 横隔膜の直下に位置する。
b 必須アミノ酸を生合成することができる。
c 水溶性ビタミンを貯蔵することはできない。
d 小腸で吸収されたブドウ糖は、血液によって肝臓に運ばれてグリコーゲンとして蓄えられる。
- 1(a、b)
- 2(a、d)
- 3(b、c)
- 4(c、d)
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✓ これが正解2(a、d)
解説
横隔膜の直下にあること(a)とグリコーゲンとしての蓄え(d)が正です。
肝臓の位置と働きは、手引きの第2章の消化器系の項で扱われます。肝臓は大きな臓器で、栄養分の代謝・貯蔵、解毒などを担います。
aは正しく、肝臓は横隔膜の直下に位置しています。bは誤りです。肝臓は必須アミノ酸以外のアミノ酸を生合成することができますが、必須アミノ酸は体内で作れないため食品から摂る必要があります。cも誤りです。肝臓は脂溶性ビタミンであるビタミンA・Dなどのほか、ビタミンB6やB12などの水溶性ビタミンの貯蔵臓器でもあります。dは正しく、小腸で吸収されたブドウ糖は血液によって肝臓に運ばれ、グリコーゲンとして蓄えられます。グリコーゲンは、ブドウ糖が重合した高分子多糖で、血糖値が下がったときなどに分解されてブドウ糖になります。
したがって、aとdを選ぶ組み合わせが正解です。必須とは体内で作れないので食事から必要という意味だと押さえると、作れるのは必須アミノ酸以外と自然に判断できます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1(a、b):b を正としていますが、必須アミノ酸は体内で作れないアミノ酸のことで、肝臓が生合成できるのはそれ以外のアミノ酸です。b は誤りなので、この組み合わせは成り立ちません。
- 3(b、c):選ばれた2つはどちらも誤りです。体内で作れないから食事で補うのが必須アミノ酸であり、さらにB群のような水に溶けるビタミンも肝臓にためられています。
- 4(c、d):ブドウ糖を蓄える d は合っていますが、c が違います。水に溶ける性質のB群ビタミンも肝臓にためておけるので、貯蔵できないという言い切りは成り立ちません。
出典:令和7年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問2(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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