令和5年度 北海道 午後 問5
人体の働きと医薬品
胆嚢に関する問題
次の記述は、胆嚢及び肝臓に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
a 胆嚢は、十二指腸に内容物が入ってくると収縮して腸管内にインスリンを送り込む。
b アミノ酸が分解された場合等に生成するアンモニアは、体内に滞留すると有害な物質であり、肝臓において尿素へと代謝される。
c 小腸で吸収されたグリコーゲンは、血液によって肝臓に運ばれてブドウ糖として蓄えられる。
d 肝臓は、横隔膜の直下に位置する。
- 1(a、b)
- 2(a、c)
- 3(b、d)
- 4(c、d)
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✓ これが正解3(b、d)
解説
bとdが正しい。胆嚢が送るのは胆汁、肝臓はブドウ糖をグリコーゲンで蓄える
胆嚢と肝臓の働き(手引きの人体の働きと医薬品の章)で判断します。
aは誤りです。胆嚢は肝臓で作られた胆汁を濃縮してためておく器官で、十二指腸に内容物が入ってくると収縮して胆汁を腸管内に送り込みます。インスリンは膵臓から分泌されるホルモンで、胆嚢が送り出すものではありません。bは正しい記述です。アミノ酸が分解されるときなどにできるアンモニアは体内にたまると有害なので、肝臓で尿素に代謝されます。cは誤りです。小腸で吸収されるのはブドウ糖で、血液で肝臓に運ばれたあとグリコーゲンとして蓄えられます。記述はブドウ糖とグリコーゲンの役が逆になっています。dは正しく、肝臓は横隔膜のすぐ下に位置する大きな臓器です。
したがって、bとdを選ぶ組み合わせが正解です。吸収されるのはブドウ糖、ためる形がグリコーゲン、と順番で覚えると入れ替えに気づけます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1(a、b):a を正しいものに含めていますが、胆嚢が腸管内に送り込むのは胆汁であり、インスリンではありません。aは誤りなのでこの組み合わせは成り立ちません。
- 2(a、c):a と c を選んでいますが、どちらも誤りです。胆嚢が送るのは胆汁で、小腸で吸収されるのはブドウ糖、肝臓で蓄える形がグリコーゲンです。
- 4(c、d):c を含めていますが、小腸から吸収されて肝臓に運ばれるのはブドウ糖で、蓄えられる形がグリコーゲンです。cは両者が逆なので誤りです。
出典:令和5年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問5(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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