令和5年度 北海道 午後 問8
人体の働きと医薬品
鼻中隔に関する問題
次の記述は、鼻及び耳に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
a 副鼻腔は、薄い板状の軟骨と骨でできた鼻中隔によって左右に仕切られている。
b 内耳は、平衡器官である蝸牛と、聴覚器官である前庭の2つの部分からなる。
c 乗物酔い(動揺病)は、乗り物に乗っているとき反復される加速度刺激や動揺によって、平衡感覚が混乱して生じる身体の変調である。
d 外耳道にある耳垢腺(汗腺の一種)や皮脂腺からの分泌物に、埃や外耳道上皮の老廃物などが混じって耳垢(耳あか)となる。
- 1(a、b)
- 2(a、d)
- 3(b、c)
- 4(b、d)
- 5(c、d)
答えと解説を見る
✓ これが正解5(c、d)
解説
cとdが正しい。鼻中隔が仕切るのは鼻腔、蝸牛は聴覚器官
鼻と耳の構造(手引きの人体の働きと医薬品の章の感覚器官)で判断します。
aは誤りです。薄い板状の軟骨と骨でできた鼻中隔が左右に仕切っているのは鼻腔です。副鼻腔は鼻腔の周りの骨の中にある空洞で、鼻腔とつながっています。bも誤りです。内耳は、聴覚器官である蝸牛と、平衡器官である前庭の2つの部分からなります。記述は蝸牛と前庭の役割が逆です。cは正しく、乗物酔い(動揺病)は、乗り物で繰り返される加速度刺激や揺れによって平衡感覚が混乱して起こる身体の変調です。dも正しく、外耳道にある耳垢腺(汗腺の一種)や皮脂腺からの分泌物に、埃や外耳道上皮の老廃物などが混じって耳垢になります。
したがって、cとdを選ぶ組み合わせが正解です。かたつむりの形の蝸牛は音を聴く器官、と形と働きを結び付けて覚えると入れ替えを見抜けます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1(a、b):a・b はどちらも誤りです。鼻中隔で仕切られるのは鼻腔であり、内耳では蝸牛が聴覚、前庭が平衡を受け持つので、記述の役割は逆です。
- 2(a、d):a を含めていますが、鼻中隔が左右に分けているのは鼻腔であり、副鼻腔ではありません。aが誤りなので、この組み合わせは成り立ちません。
- 3(b、c):b を含めていますが、蝸牛は聴覚器官、前庭は平衡器官です。役割を入れ替えたbは誤りなので、正しいcと組み合わせても正解になりません。
- 4(b、d):b を含めていますが、内耳の蝸牛と前庭の役割が逆になっているためbは誤りです。耳垢のでき方を述べたdは正しい記述です。
出典:令和5年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問8(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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