令和7年度 春期 午前Ⅱ 問17
ビジネスシステム
サイバーフィジカルシステムの問題
サイバーフィジカルシステム(CPS)の説明として,適切なものはどれか。
- ア1台のサーバ上で複数のOSを動かし,複数のサーバとして運用する仕組み
- イ仮想世界を現実かのように体感させる技術であり,人間の複数の感覚を同時に刺激することによって,仮想世界への没入感を与える技術
- ウ現実世界のデータを収集し,仮想世界で分析・加工して,現実世界側にリアルタイムにフィードバックすることによって,付加価値を創造する仕組み
- エ電子データだけでやり取りされる通貨であり,法定通貨のように国家による強制通用力をもたず,主にインターネット上での取引などに用いられるもの
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✓ これが正解ウ現実世界のデータを収集し,仮想世界で分析・加工して,現実世界側にリアルタイムにフィードバックすることによって,付加価値を創造する仕組み
解説
現実のデータを仮想で分析し、現実に返して価値を生む仕組みです。
サイバーフィジカルシステムは、現実の世界にあるセンサーなどからデータを集め、仮想の世界で分析や加工を行い、その結果を現実の世界にフィードバックすることで、新たな付加価値を生み出す仕組みです。見分ける軸は、現実の世界と仮想の世界の間でデータが循環しているかどうかです。工場の設備の稼働データを集めて故障の予兆を見つけ、現場の保守に生かすといった使い方が例として挙げられます。IoTで集めたデータを分析して現実に返す一連の流れが、この仕組みの中心になっています。現実から集め、仮想で分析し、現実に返すという往復が書かれているかで見分けられます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア1台のサーバ上で複数のOSを動かし,複数…:1台のサーバ上で複数のOSを動かし、複数のサーバとして運用するのは、サーバの仮想化の説明です。ハードウェアを効率よく使う技術であり、現実の世界のデータを分析して現実に返す仕組みではありません。
- イ仮想世界を現実かのように体感させる技術で…:仮想の世界を現実のように体感させ、複数の感覚を刺激して没入感を与える技術は、VR(仮想現実)の説明です。人が仮想の世界を体験するための技術で、現実のデータを集めて分析し現実に返す仕組みとは違います。
- エ電子データだけでやり取りされる通貨であり…:電子データだけでやり取りされ、国家による強制通用力をもたない通貨は、暗号資産の説明です。インターネット上の取引などに用いられるもので、現実の世界と仮想の世界の間でデータを循環させる仕組みではありません。
この問題の用語
- 分析集めたデータを細かく分けて、何がどう関わっているかを読み取ること。量が増えるほど、扱う道具も考え方も変わります。
出典:令和7年度 春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問17
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