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第37回 問題15

社会学と社会システム

「過疎関連法」及び「令和4年度版 過疎対策の現況」(総務省)に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

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✓ これが正解22020年(令和2年)国勢調査時点の過疎地域の人口は,全人口の2割に満たない。

解説

過疎地域の人口は全人口の1割弱で、2割に満たない水準です。

過疎地域とは、人口が著しく減少し、地域社会の活力が低下している市町村を指し、現行の過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法(過疎法)に基づいて定められます。この問は、総務省がまとめた令和4年度版過疎対策の現況の数字と、過疎地域の要件の考え方で判断します。

令和4年度版過疎対策の現況によると、2020年(令和2年)国勢調査時点の過疎地域の人口は約1,167万人で、全国の人口に占める割合は9.3%です。全人口の2割に満たないとする記述は、この数字に合っているので最も適切です。

一方、過疎地域の市町村数は885で、全市町村の半数を超えています。過疎地域の高齢化率は39.7%で、全国の28.0%を大きく上回ります。産業別の就業人口では、第一次産業の割合は1割程度にとどまり、第二次・第三次産業が大半を占めます。また、過疎法の過疎地域の要件は、人口減少率などの人口に関する要件と、財政力指数による財政力の要件を組み合わせて定められています。

過疎地域は、人口では1割弱なのに市町村数では半数を超え、高齢化率は全国より高い、と対比して覚えておくと判断しやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第37回 社会福祉士国家試験(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)問題15。問題文と選択肢は原文のままです。解説は当サイト独自のもので、同センターとは関係ありません。

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