令和4年度 春期 午前Ⅱ 問23
ソフトウェア開発管理技術
ライフサイクルプロセスの問題
JIS X 0160:2021(ソフトウェアライフサイクルプロセス)によれば,ライフサイクルモデルの目的及び成果を達成するために,ライフサイクルプロセスを修正するか,又は新しいライフサイクルプロセスを定義することを何というか。
- アシミュレーション
- イ修整(Tailoring)
- ウ統治(Governance)
- エベンチマーキング
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✓ これが正解イ修整(Tailoring)
解説
目的に合わせてプロセスを修正・定義することを修整といいます。
JIS X 0160 は、ソフトウェアのライフサイクルで行うプロセスを一通り定めた規格です。ただし、定められたプロセスがそのまま全ての組織やプロジェクトに合うとは限りません。そこで、ライフサイクルモデルの目的と成果を達成できるように、プロセスを修正したり、新しいプロセスを定義したりします。これを修整、英語で Tailoring と呼びます。洋服を体に合わせて仕立て直すように、標準を実情に合わせて調整するという意味です。字は修正ではなく修整と書く点にも注意が必要です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アシミュレーション:シミュレーションは、模型や計算を使って実際の動きを模擬し、結果を予測する手法です。ライフサイクルプロセスを目的に合わせて手直しすることを指す言葉ではありません。
- ウ統治(Governance):統治(Governance)は、組織の方向を定め、活動を監視し評価するといった経営上の働きを指します。プロセスを修正したり新たに定義したりする行為とは意味が異なります。
- エベンチマーキング:ベンチマーキングは、他社などの優れた実践と自らのやり方を比べて、改善の手掛かりを得る手法です。比較の手法であり、プロセスそのものを作り替えることではありません。
出典:令和4年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問23
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