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第61回 午前 問25

理学療法治療学

有酸素運動を用いた長期間の運動療法で増加するのはどれか。

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✓ これが正解3HDLコレステロール

解説

有酸素運動を続けるとHDLコレステロールが増えます。

有酸素運動を長い期間続けると、血液中の脂質や体脂肪の状態が改善することが知られています。この問は、運動療法の効果として何が増え、何が減るかを整理しておけば判断できます。

有酸素運動を続けると、筋で脂肪を燃やす働きが高まり、血液中の中性脂肪が減ります。中性脂肪が減ると、余分なコレステロールを血管から回収して肝臓へ運ぶ働きをもつHDLコレステロール、いわゆる善玉コレステロールが増えやすくなります。一方で、体にたまった脂肪や悪玉と呼ばれる脂質は減る方向に動きます。動脈の壁の厚さを表す指標が増えることは、動脈硬化が進むことを意味するので、運動の効果とは逆の方向です。ほかの肢は、いずれも運動で減る、または増えては困るものです。

したがって、増加するのはHDLコレステロールです。運動で増えるのは善玉のHDLだけで、中性脂肪、内臓脂肪、LDLは減る方向、と覚えておきましょう。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第61回 理学療法士国家試験 午前(厚生労働省)問25(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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