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第59回 午後 問40

理学療法治療学

末梢神経障害による感覚障害に伴う運動失調の治療法で適切でないのはどれか。

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✓ これが正解3電気刺激療法

解説

電気刺激療法は感覚の不足を補わず、感覚性運動失調に適しません。

末梢神経障害で深部感覚(関節の位置や動きの感覚)が低下すると、体の位置が分からないために動きが乱れる感覚性運動失調が起こります。治療の考え方は、足りない感覚の情報を別の情報で補うことです。目で見て補う、体に加わる重さや圧迫を増やして感覚の入力を強める、支える面を広げて安定させる、といった方法が用いられます。

電気刺激療法は、筋を収縮させたり痛みを和らげたりすることを目的とする方法で、失われた位置の感覚を補って動きの協調を改善する方法ではありません。そのため、感覚障害に伴う運動失調の治療法としては適切でないものに当たります。

感覚性運動失調では、視覚・重さ・圧迫・支持で感覚の不足を補う、と方法の共通点を押さえておくと、適切でない方法を見つけやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第59回 理学療法士国家試験 午後(厚生労働省)問40(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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