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第60回 午前 問96

臨床医学

臨床医学に関する問題

アルコール離脱症状の後遺症はどれか。

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✓ これが正解2Korsakoff症候群

解説

アルコール関連の後遺症として残るのは、Korsakoff症候群です。

長期間の大量飲酒を続けた人では、栄養の偏りからビタミンB1(チアミン)が不足しやすく、急性期にWernicke脳症(意識障害・眼球運動障害・失調)を起こすことがあります。アルコールの離脱の時期にこうした状態が重なり、その後に後遺症として残るのがKorsakoff症候群です。Korsakoff症候群は、新しいことを覚えられない記銘力障害、時間や場所が分からなくなる見当識障害、記憶の抜けを作り話で埋める作話を特徴とします。

残りの4つは、睡眠の病気、小児のてんかん、発達の障害、薬の重い副作用で、いずれもアルコールの離脱とは関係しません。

したがって、アルコール離脱症状の後遺症はKorsakoff症候群です。アルコール・ビタミンB1不足・Wernicke脳症・Korsakoff症候群、とひと続きの流れで覚えておくと迷いません。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第60回 理学療法士国家試験 午前(厚生労働省)問96(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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