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第60回 午前 問93

臨床医学

臨床医学に関する問題

高齢者にみられる病態のうち、低栄養と関連が少ないのはどれか。

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✓ これが正解4変形性膝関節症

解説

変形性膝関節症は、低栄養より肥満との関連が強い病態です。

高齢者の低栄養は、食事の量や質が不足し、たんぱく質やエネルギーが足りない状態で、筋や骨、皮膚、血液などさまざまな組織に影響します。低栄養は、褥瘡、貧血、サルコペニア、骨折などの多くの病態と関係しており、高齢者の評価では栄養状態の確認が欠かせません。

変形性膝関節症は、関節軟骨のすり減りによって起こり、膝への負担を増やす肥満が危険因子として知られています。栄養が足りないことよりも、体重が多いことが問題になる病態です。残りの4つは、皮膚、血液、筋、骨のどれかが栄養の不足で弱ることと結び付いています。

したがって、低栄養と関連が少ないのは変形性膝関節症です。変形性膝関節症は栄養の不足より体重の負担が問題、と危険因子の向きの違いで区別すると見分けやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第60回 理学療法士国家試験 午前(厚生労働省)問93(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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