リハビリテーション医学の用語(23語)
理学療法士国家試験の過去問に出てくる「リハビリテーション医学」の用語 23語を、短い言葉で説明しています。
「リハビリテーション
IL運動
読み:あいえるうんどう / 別表記:自立生活運動障害者が自分の生活を自分で決めることを求めた運動です。1960年代から1970年代にかけてアメリカで、重度の障害のある大学生らが始めた点が問われます。ICIDH
読み:あいしーあいでぃーえいちICIDHは、WHOが示した国際障害分類で、ICFの前身です。試験では、機能障害、能力低下、社会的不利という用語をICFと区別することが問われます。ICF
読み:あいしーえふ世界保健機関が2001年に採択した、人の生活機能と障害を表すための分類です。生活機能の3つのレベルと背景因子の分け方が問われます。一次予防
読み:いちじよぼうまだ病気になっていない健康な人を対象に、病気やけがの発生そのものを防ぐことです。健康教育や予防接種、転倒予防の講演会が当たる点が問われます。インフォームドコンセント
読み:いんふぉーむどこんせんと医療者の十分な説明を理解したうえで、患者が自分の意思で同意するという考え方です。自己決定の機会の保障が問われます。環境因子
読み:かんきょういんしICFの背景因子の一つで、その人を取り巻く物的・人的・社会的な環境です。サービスや制度、福祉用具も含み、どれが当たるかを選ぶ問いが出ます。基本
読み:きほんちぇっくりすと介護予防の対象となる高齢者を早く見つけるための25項目の質問票です。運動機能の質問の中身や、体重減少と合わせてみるBMI 18.5未満の基準が問われます。チェックリスト QOL
読み:きゅーおーえる / 別表記:生活の質病気や障害があっても、自分の生活をどれだけ満足できるものと感じているかを表す考え方です。SF-36など、測る尺度を選ぶ問いで出ます。ケアプラン
読み:けあぷらん / 別表記:居宅サービス計画要介護者の居宅サービス計画で、主に介護支援専門員が利用者や家族と話し合って作成します。第1表の総合的な援助の方針や、作成の費用の扱いが問われます。サルコペニア
読み:さるこぺにあ加齢などによって筋量と筋力、身体機能が低下した状態です。AWGS 2019の判定の項目や、ロコモの原因の一つである点が問われます。三次予防
読み:さんじよぼう病気になったあとに、機能の低下や再発を防ぎ、社会復帰を支援することです。脳卒中を発症した患者の職場復帰の支援が当たる点が問われます。CBR
読み:しーびーあーる / 別表記:地域に根ざしたリハビリテーション障害のある人が暮らす地域の資源を生かして進めるリハビリテーションの考え方です。CBRマトリクスの保健、教育、生計、社会、エンパワメントが問われます。CBRマトリクス
読み:しーびーあーるまとりくすCBRガイドラインで取り組むべき分野を整理したものです。保健、教育、生計、社会、エンパワメントの5つの領域に何が含まれるかが問われます。特定疾病
読み:とくていしっぺい介護保険法施行令に、加齢に伴って生じる病気として定められた16の疾病です。第2号被保険者がサービスを利用できる条件であることや、入る病気が問われます。二次予防
読み:にじよぼう病気を早く見つけて早く治療し、重くなるのを防ぐことです。検診のほか、脂質異常症の患者への栄養指導が当たる点が問われます。認知機能
読み:にんちきのう認知機能は、記憶や注意、判断などの頭の働きです。試験では、ICFで心身機能に分類されることやSF-36の下位尺度に含まれないことが問われます。ノーマライゼーション
読み:のーまらいぜーしょん障害のある人もほかの人と同じような普通の生活を送れるように、社会の側を整える理念です。1950年代のデンマークで提唱された点が問われます。廃用症候群
読み:はいようしょうこうぐん病気やけがで体を動かさない状態が続き、全身のさまざまな機能が低下する状態です。生じやすい病態や、衰えた働きごとの予防法が問われます。福祉用具貸与
読み:ふくしようぐたいよ介護保険で、在宅の要介護者などが使う福祉用具を貸し出す仕組みです。貸与の品目や、軽度の人で原則として給付の対象外となる種目が問われます。フレイル
読み:ふれいる加齢に伴って心身の予備力が低下し、病気やけがなどのストレスに弱くなった状態です。体重減少や歩行速度の低下など、判定の基準の項目が問われます。訪問
読み:ほうもんりはびりてーしょん療法士が利用者の自宅を訪れ、実際の生活の場で支援を行うサービスです。家族への指導を行う点や、ICFで環境因子に分類される点が問われます。リハビリテーション ユニバーサルデザイン
読み:ゆにばーさるでざいん年齢や障害の有無にかかわらず、はじめから誰もが使いやすいように設計する考え方です。試験では、CBRマトリクスの5領域に含まれないことが問われます。ロコモティブシンドローム
読み:ろこもてぃぶしんどろーむ / 別表記:ロコモ・ロコモーティブシンドローム・運動器症候群骨・関節・筋肉などの運動器の障害で、立つ・歩くといった移動の機能が低下した状態です。2ステップテストで確かめる点や、サルコペニアが一因となる点が問われます。